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クルマ ニュース

投稿日: 2019.12.26 16:44
更新日: 2019.12.26 20:06

軽オープンスポーツのトヨタ・コペンGR SPORTはレジャーもこなせる日常の“相棒”になるか/市販車試乗レポート

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クルマ | 軽オープンスポーツのトヨタ・コペンGR SPORTはレジャーもこなせる日常の“相棒”になるか/市販車試乗レポート

 autosport web試乗企画第11弾は『トヨタ・コペンGR SPORT』を取り上げる。ダイハツ・コペンをベースにTOYOTA GAZOO Racingがチューニングを施したコペンGR SPORT。スポーティな走りがフィーチャーされがちだが、ふだん使いもこなせる相棒になるのかも気になるところだろう。

 2002年に誕生した初代コペンは、軽規格の2シーターオープンスポーツとして独自の個性を放ち、発売当時から注目を集めた。デビューから2年後の2004年には、早くも国内販売累計台数2万台を達成している。

 イギリスやオーストラリアを中心に海外への輸出も展開され、12年という長いモデルライフのなかで数多くの特別仕様車が追加されるなど、国内外においてファンを拡大し続けた。

 2014年に登場した2代目コペンは骨格+樹脂外板というユニークな骨格構造『D-Frame』を採用。これによりボディ剛性が大幅に向上し、走りの質感も格段にレベルアップを果たした。

 この骨格構造は『ドレスフォーメーション』も実現した。これは外板を13個の樹脂パーツの集合体と捉え、洋服をコーディネートする感覚で外板パーツを着せ替えられるというシステムだ。

 ひとつの骨格から、スポーティな『Robe(ローブ)』、逞しさを強調した『XPLAY(エクスプレイ)』、丸目顔の『Cero(セロ)』の3つの意匠が生まれている。こういった新発想も、2代目コペンが持つ唯一無二の魅力につながっている。

トヨタ・コペンGR(フロント)
トヨタ・コペンGR(フロント)
トヨタ・コペンGR(リヤ)
トヨタ・コペンGR(リヤ)

 この2代目コペンをベースに、WEC世界耐久選手権やWRC世界ラリー選手権などに参戦するTOYOTA GAZOO Racingがモータースポーツの現場で培った技術やノウハウ注ぎ、主にハンドリング性能に磨きをかけたのが2019年10月に登場したコペンGR SPORTだ。

 今回はコペンGR SPORTが日常的に使うクルマとして持つ実力や、レジャーシーンにも対応できるのかを確かめるべく、『GRコペンでゴルフに行ってみた』をコンセプトに試乗。東京都内から神奈川県の鎌倉パブリックゴルフ場を目指した。

トヨタ・コペンGR(正面)
トヨタ・コペンGR(正面)
トヨタ・コペンGR(横)
トヨタ・コペンGR(横)
トヨタ・コペンGR(真後ろ)
トヨタ・コペンGR(真後ろ)

■走りの質高めるコペンGR SPORT専用の内装


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