BMWの高性能モデルを手がけるM社が開発を担当し、標準モデルのパフォーマンスをさらに向上させ、サーキット走行にも完璧に対応可能な性能を備えた『BMW M4 Competition』をベースに、よりMモデルらしさを際立たせる専用装備を多数採用した特別限定車『BMW M4 Edition Heritage(エディション・ヘリテージ)』が登場。全世界750台、日本国内30台限定で1月15日より発売開始となっている。
この特別仕様車のベースとなった『BMW M4 Competition』は、自然吸気エンジンのような官能的な吹き上がりと、ターボ過給による圧倒的なパワーを併せ持つ3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボを搭載し、標準モデルより19PSアップの450PSを実現。0-100km/h加速(欧州仕様車値)4.1秒の圧倒的な動力性能を誇っている。
その出力増強に対応すべく、ダンパーおよびスタビライザーの特性をMモデル専用に調整したアダプティブMサスペンションや、トラクションや加速を途切れさせない7速M DCT Drivelogicを搭載。
さらに電子制御式多板クラッチによりパワーを左右リヤホイール間で自在に配分するアクティブMディファレンシャルや、DSCにも専用のチューニングを施しており、トラクション性能をさらに向上させている。
そんなモータースポーツ由来の圧倒的性能を誇るモデルをベースとした特別限定車『BMW M4 Edition Heritage』は、そのパフォーマンスを予感させる専用デザイン装備を多数採用。
エクステリアカラーには、アメリカのカリフォルニア州モントレーにあるラグナ・セカ・サーキットをイメージした“ラグナ・セカ・ブルー”、より深みがありビロード生地のような洗練された光沢感をイメージした“ベルベット・ブルー”、イタリアのイモラ市にあるイモラ・サーキットをイメージした“イモラ・レッド”の3色をラインアップする。