レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

クルマ ニュース

投稿日: 2020.01.31 06:09
更新日: 2020.01.30 18:10

サーキット由来の性能を持つ、BMW M社発の最上級4ドア『BMW M8グランクーペ』登場

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


クルマ | サーキット由来の性能を持つ、BMW M社発の最上級4ドア『BMW M8グランクーペ』登場

 BMW製4ドアクーペの最上級モデル『BMW8シリーズ・グランクーペ』をベースに、BMW M社のレーシング・テクノロジーを駆使した高性能モデル『BMW M8グランクーペ(エム・エイト・グラン クーペ)』が登場。さらなる高性能を狙った“Competition(コンペティション)”仕様も同時ラインアップし、1月28日より発売開始となっている。

 BMW得意の流麗なルーフラインを持つグランクーペシリーズの旗艦として登場した『BMW8シリーズ・グランクーペ』は、カーボン・コアなどを採用した独自のボディ造形技術により、官能的なデザインと快適な室内空間を備えた文字どおりの“トップ・オブ・グランクーペ”として君臨する。

 その最上級モデルをベースに、美しさと快適性を維持しつつサーキット由来の性能を盛り込んだ『BMW M8グランクーペ』は、BMW M社が開発したもっとも革新的なエンジンである、4.4リッターV型8気筒Mツインパワー・ターボエンジンを搭載。

 最高出力600PS、最大トルク750Nmという途方もないパワーを発生するこのエンジンは、クロスバンクのエキゾーストを採用し、過給による応答遅れのない素早いレスポンスを実現。

 また直噴インジェクターの噴射圧を350barまで高めて燃焼効率を向上させたほか、オイルパンのフロント側に小型のオイルチャンバーを搭載し、サーキット走行時など極度の横方向および前後方向の負荷がかかる状況下でも、必要に応じて小型チャンバーから追加でオイル供給を可能にする吸引システムを採用している。

 さらに、走行モードを柔軟にカスタマイズ可能な“M MODE”ボタンには、新型『BMW M8クーペ』から新たにブレーキ・システム設定の項目が追加され、センターコンソールの物理ボタンでメーターパネル、ヘッドアップ・ディスプレイの表示方法や、運転支援システムの介入レベルをROAD(ロード)、SPORT(スポーツ)、いずれかのモードに変更することが可能に。

 基本設定としてすべての運転支援システムが有効な前者に対し、後者ではドライバーが任意に設定した情報に基づいて、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキを除くすべてのブレーキやステアリング・システムへの介入を無効にすることが可能となっている。

 そしてこちらも『M8クーペ』で初採用されたM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システムは、高負荷条件下でも優れた安定性を実現。非バキューム式ブースターの採用や制御系のコンパクト化で、2kgの重量削減を達成したほか、電動アクチュエーターによる制動圧制御により、ドライバーは任意に車両の減速度を調整することが可能となり、あらゆる状況でドライバーが思い描くペダル・フィーリングを得ることができる。

カーボン・コアなどを採用した独自のボディ造形技術により、官能的なデザインと快適な室内空間を備える
最高出力600PS、最大トルク750Nmを誇る4.4リッターV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載


関連のニュース