Aセグメントのコンパクトな車体に、RR(リヤエンジン・リヤドライブ)のパワートレインを成立させた独創的な『ルノー・トゥインゴ』に、5速マニュアルトランスミッションを駆使して思いのままにドライブを楽しめる『ルノー・トゥインゴS』が登場。2月3日より発売が開始されている。
ふたたびラインアップに追加された『ルノー・トゥインゴ』の5速MTモデルは、2017年に設定された前期型モデル“ゼン”以来の、待望のMTグレードとなる。
現行の3代目で初のRRレイアウトを採用した同車は、全長3645mm×全幅1650mm×全高1545mmと、日本の狭い路地でも取り回しに最適なコンパクトサイズを実現。欧州で協業を行なうメルセデス・ベンツとのアライアンスで開発され、車体骨格やパワートレインを『スマート・フォーフォー』と共有している。
ディメンションに対して2490mmと、ひとクラス上のBセグメント並みに取られたホイールベースを持つことで高速時の高い巡行安定性を確保しつつ、RRの駆動方式を採用したことによりフロント部からエンジンが消滅。これにより操舵時の切れ角を大きく確保することが可能となり、最小回転半径は驚異の4.3mと抜群の小回り性能も両立する。
搭載されるエンジンは、前期型より進化を果たしたB4Dと呼ばれる直列3気筒997cc自然吸気エンジンで、出力は73PS/95Nmと控えめだが、6速のエフィシェントデュアルクラッチ(6EDC)搭載車が車重1tを超えるなか、ラインアップ中で最軽量となる950kgの車両重量と合わせてMTを駆使して活発に走らせる、ドライビングの爽快感が際立つモデルとなっている。
エクステリアもEDCモデルと同様にポジション、ウインカー、デイタイムランニングライトを兼ねたCシェイプフロントLEDランプをはじめ、グリルのクロームフィニッシャーやボディ同色ドアミラー、リアスポイラーを標準装備。さらに足元には専用の15インチホイールカバーを採用したスポーティな装いとした。
インテリアでも、スマートフォンのミラーリング機能により7インチタッチスクリーンでスマホ内の各種機能にアクセスでき、SiriやGoogleアシスタントを利用した音声での操作も可能なマルチメディア・システム”EASY LINK(イージーリンク)”を新たに搭載。ボディカラーは全5色が設定され、価格は179万円となっている。
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