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クルマ ニュース

投稿日: 2020.02.18 11:36
更新日: 2021.06.25 11:02

話題沸騰のトヨタ・ヤリスとホンダ・フィットで勢力図一変か。オートスポーツweb的オススメ最新コンパクトカー5選

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クルマ | 話題沸騰のトヨタ・ヤリスとホンダ・フィットで勢力図一変か。オートスポーツweb的オススメ最新コンパクトカー5選

 国産コンパクトカー市場はここ数年、ニッサン・ノートの快進撃が目立っていたが、トヨタから新型ヤリス、ホンダからは4代目フィットが登場するため、勢力図が大きく変わることになるだろう。

 新型ヤリスは名称もプラットフォームもすべてを一新、新型フィットはデザインの方向性をグッと変えて、豊富なバリエーションで勝負をかける。今回はこの新型コンパクトカー2台の魅力を掘り下げながら、ライバル勢のそれぞれの“見せ場”を紹介していこう。愛車選びの参考になれば幸いだ。

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■トヨタ・ヤリス

トヨタ・ヤリス ハイブリッドZ(E-Four)
トヨタ・ヤリス ハイブリッドZ(E-Four)

 2019年10月の東京モーターショーでお披露目された新型ヤリス。シリーズ4代目となる新型は、これまで国内で継承してきた『ヴィッツ』から、海外で使用されてきた『ヤリス』に名称が統一されて登場する。2020年2月10日から一般販売がスタートした。

 先代ヤリス(日本名:ヴィッツ)は、WRC世界ラリー選手権での活躍も相まって欧州での人気も高く、2019年欧州自動車販売台数ランキング(focus2move.comの集計)では全体で15位、日本車ではニッサン・キャシュカイに次ぐ2位の好成績を残している。

 フルモデルチェンジされた新型ヤリスは、トヨタのコンパクトカー向け共通プラットフォームTNGA(GA-B)を採用し、軽量化と高剛性に磨きが掛けられた。

 パワートレインはガソリン車とハイブリッド車が用意され、トヨタのコンパクトカーでは初採用となる電気式4WDシステム『E-Four』も話題になった。

 ガソリン車、ハイブリッド車ともに『X』『G』『Z』の3グレード展開。ガソリン車の1.5リッターモデルには、希少な6速MTも用意されている。

 ボディカラーは、ピンクなど明るい色を含めた12種類が用意されている。安全運転支援システムでは、トヨタ初となる高度駐車支援システムや車や歩行者などの検知対象をさらに拡大させた『Toyota Safety Sense』を搭載。車両価格は139万5000円~249万3000円(税込)だ。

トヨタ・ヤリス ハイブリッドZのリヤスタイル
トヨタ・ヤリス ハイブリッドZのリヤスタイル
トヨタ・ヤリス ハイブリッドZのインテリア
トヨタ・ヤリス ハイブリッドZのインテリア

 さらに、2020年1月にはGRヤリスも発表され、“モータースポーツ特化市販車”として注目を集めている。GRヤリスは1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジンにスポーツ4WDシステム『GR-FOUR』の組み合わせとなる。

 GRヤリスは『RZ“ファーストエディション”』が396万円(税込)、冷却スプレー機能付き空冷インタークーラーやBBS製鍛造アルミ ホイールを搭載した『RZ“ハイパフォーマンス・ファーストエディション”』は456万円(税込)の設定。すでに車両予約がスタートしている。

トヨタGRヤリス
トヨタGRヤリス

公式サイトhttps://toyota.jp/yaris/

■ホンダ・フィット

ホンダ・フィット
ホンダ・フィット

 2019年10月の東京モーターショーで初お披露目となった4代目フィットが、2020年2月14日に発表、発売された。

 その外観は先代のユニセックス風なスタイルから、丸顔の柔らかい雰囲気に変身を遂げた。特徴的な三角型のAピラーは、右左折時の死角を低減するために採用されている。衝突時にはボディに荷重が抜けるように安全面に配慮された設計となっている。

 内装では、前席に新開発の『ボディースタビライジングシート』を採用。これはホールド性と座り心地を両立させた構造で、長時間同じ姿勢でも疲れにくく、身体への負担を軽減させるという。

 進化の見どころは、環境性能を引き上げるために2モーターハイブリッドシステム『e:HEV(イー:エイチイーブイ)』がホンダのコンパクトカーに初搭載されたこと。日常シーンのほとんどをモーターで走行するほか、力強い加速力も備えている。

 安全性能においては、ホンダの代名詞であるホンダセンシングを採用。新たに前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラと、近距離衝突軽減ブレーキが追加された。

 それに加え、スマートフォンによるリモート操作や緊急サポートセンサーへ連絡されるトラブルサポート、ガードマンを派遣できるHonda ALSOK駆けつけサービスが提供される『Honda Total Care プレミアム』が今回から導入される。

 豊富なグレード展開も新型フィットの魅力。基本タイプの『ベーシック』、ナチュラル系の『ホーム』、カラーコーディネートが特徴的な『ネス』、SUV風に仕立てられた『クロスター』、上級仕様の『リュクス』の5つのタイプを用意。車両価格帯は155万7600円~253万6600円。

新型フィットには5つのタイプが用意されている
新型フィットには5つのタイプが用意されている
ホンダ・フィット リュクスのインテリア
ホンダ・フィット リュクスのインテリア

公式サイトhttps://www.honda.co.jp/Fit/


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