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クルマ ニュース

投稿日: 2020.03.03 12:09

メルセデスAクラスに最新クリーンディーゼル搭載の『A200dセダン』追加設定

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クルマ | メルセデスAクラスに最新クリーンディーゼル搭載の『A200dセダン』追加設定

 対話型インフォテインメントシステム“MBUX”を搭載したコンパクトセダン、新型『メルセデス・ベンツAクラスセダン』に、新型直列4気筒クリーンディーゼルエンジン“OM654q”を搭載した『A200dセダン』が登場。2月27日より予約受注が開始されている。

 Aクラス・ファミリーとしては4代目へと移行し、AI音声認識技術による対話型インフォテインメント初搭載が話題となった同モデルは、この世代でシリーズ初となるセダンボディが設定された。

 今回、そのラインアップに追加設定された『A200dセダン』は、すでにCクラスやEクラスで実績があり、優れた燃費性能を誇る直列4気筒クリーンディーゼルエンジンOM654をベースに、横置きに対応したエンジンを搭載。

 通常の選択触媒還元(SCR)システムに加え、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備えるSCRを増設した日本市場の乗用車で他に類を見ない排気ガス浄化システムが採用されるなど、メルセデスの最新技術が実装される。これにより欧州市場では2020年から施行予定のEURO6d規制や、ステージ2RDE(実路走行試験)規制に前もって適合する環境性能が確認されている。

 上級モデルでも過不足ない実力を誇るユニットだけに、Aクラスでは余裕の動力性能を発揮し、ターボチャージャーも可変タービンジオメトリーを採用。低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能とし、最高出力150PS、最大トルク320Nmと、コンパクトなボディを力強く加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立させた。

 技術面では、シリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして、全長をコンパクトにまとめたシリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製となっている一方、ピストンはスチール製に。

 こうして熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上摩擦を低減しつつ、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングする“NANOSLIDE摩擦低減加工”を施すことで、極限まで燃焼効率を追求している。

AI音声認識技術による対話型インフォテインメント初搭載が話題となった第4世代で、シリーズ初となるセダンボディを設定した
通常の選択触媒還元(SCR)システムに加え、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備えるSCRを増設した


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