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クルマ ニュース

投稿日: 2020.03.25 14:23

電子制御アクティブサス搭載の7人乗り旗艦SUV『メルセデス・ベンツ GLS』登場

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クルマ | 電子制御アクティブサス搭載の7人乗り旗艦SUV『メルセデス・ベンツ GLS』登場

 大人7名がゆったり乗車できる、メルセデス・ベンツの旗艦ラグジュアリーSUV『GLS』がモデルチェンジ。道路の凹凸やコーナリング状態に合わせて快適な乗り心地を作り出す、アクティブサスペンション“E-ACTIVE BODY CONTROL”を日本初搭載するなど新機軸を満載し、3月23日より発売開始となっている。

 2006年誕生の先代モデル『GL』を含めて3代目となる新型『GLS』は、室内スペースの拡大によるゆとりのある空間設計を筆頭に内外装デザインを一新。エクステリアでは片側112個のLEDとデイタイムランニングライトを備えるウルトラハイビーム付のマルチビームLEDヘッドライトの採用に加え、クローム仕上げのアンダーガードと2本のパワードームを備えたボンネットがSUVとしての存在感とパワーを表現する。

 さらに、この流麗なデザインはエアロダイナミクスの改善にも大きく貢献しており、Cd値は0.32(欧州参考値)と、大型のラグジュアリーSUVとしては極めて優秀な空力性能も実現している。

 また、待望のAI音声認識操作機能であるMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を搭載したインテリアは、12.3インチの大型ワイドスクリーン2画面を標準装備し、1枚のガラスカバーで融合することでドアパネルまで流れるような先進的空間を演出。ホイールベースも先代比で60mm延長され、居住性と積載性が大きく向上している。

 この2列目、3列目のシートはユーテイリティ機能も強化され、とくに2列目は電動シートバックによる前後スライド機能でレッグルームを最大87mm拡大可能なほか、40:20:40の分割可倒式シートバックやヘッドレストは電動調整式に。

 3列目も全モデルで身長194cmまでの乗員を想定し、ここでも独立調整可能な空調システムや専用のUSB充電ポートを設定。3列使用時のラゲッジ容量は470リットルで、シートをすべて格納した場合は最大2400リットルまで荷室容積を広げることができる。またトランクスルーの横幅を72mm拡大したうえ、スイッチ操作によりリアの車高を50mm下げる機能を備えるなど、積み下ろしの際にも最大限の配慮が行き届いている。

 この優雅な旗艦SUVを走らせるパワートレインは2機種が設定され、先行して販売開始となるGLS400 d 4MATICには最高出力330PS、最大トルク700Nmを誇る3リッター直列6気筒クリーンディーゼルターボの”OM656″を搭載。

 一方、遅れて6月以降の上陸が予定されるGLS580 4MATIC スポーツは、低負荷での走行時に4気筒を休止する機能を備えた新型4リッターV8直噴ツインターボ“M176”に、48V電気システム、ISG(インテグレーテッド・ スターター・ジェネレーター)を初めてドッキング。

 最高出力489PS、最大トルク700Nmのエンジンに加え、9G-TORONICトランスミッションの間に配置された22PS/250Nmの電気モーターにより、ブレーキング時に約1kWhのリチウムイオンバッテリーに回生を行うなど、効率性、快適性、高性能化を同時に実現した最新のパワーパックを搭載した。

前席にはシートベンチレーターやステアリングヒーター、温冷機能付きカップホルダーを採用
トランクスルーの横幅を72mm拡大し、長尺物もより簡単に積載。ドアクロージングサポーターもGLSとして初採用した


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