メルセデス・ベンツの中核車種として2016年に登場した5代目『Eクラス』に、充実の装備を採用したおなじみの特別仕様車“ローレウスエディション”が登場。E200、E200 4MATIC、E220dアバンギャルドや同オールテレインなど幅広いグレードに設定されると同時に、E300アバンギャルドスポーツにも一部改良が施され、3月31日より受注開始となっている。
現行『Cクラス』にも設定された“ローレウスエディション”のローレウスとは、2000年にリシュモン社とダイムラー社が共同で設立したローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団、ローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミー、ローレウス・ワールド・スポーツ・アワードの3つから構成される財団の名。
年間を通じて最もスポーツに貢献した選手個人、団体を表彰する賞”ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード”受賞者には、ルイス・ハミルトン、ミハエル・シューマッハー(F1)や、セリーナ・ウィリアムズ(テニス)、ウサイン・ボルト(陸上)らが名を連ねている。
その名称を冠した特別仕様車は、前述グレードのセダン、ステーションワゴンの両ボディバリエーションに設定され、スポーティなエクステリアを演出するAMGスタイリングパッケージや、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電するワイヤレスチャージング機能、ヘッドアップディスプレイを標準装備としている。
さらにオプション設定として、上質で滑らかな肌触りのナッパレザー内装や後席シートヒーター、ブルメスター社と共同開発した高精細なナチュラルサウンドを楽しめるBurmesterサラウンドサウンドシステムなどを含む“エクスクルーシブパッケージ”も用意した。
またステーションワゴンのみパノラミックスライディングルーフが標準装備となり(セダンはオプション)、全車のセンターコンソールには”Laureus(ローレウス)”のロゴが入るデザインバッチが装着される。