デビューと同時に先行予約モデルが長期の納車待ちになるなど、好調な出足を記録するランドローバーの新世代モデル『DEFENDER(ディフェンダー)』が、正式なカタログモデルとして日本に上陸した。まったく新しいアーキテクチャーを採用しながら、全長が異なる伝統の90(ナインティ)と110(ワンテン)のボディタイプを用意し、4月9日より受注開始となっている。
フラッグシップモデルの『レンジローバー』より以前に、ランドローバーの礎を築いた象徴的モデルが21世紀に蘇り、ポップで洗練されたデザインと実用的な機能を採用。この新型『ディフェンダー』では初代の特徴的なシルエットを継承しつつ、軽量アルミニウムのモノコック構造で全く新しいアーキテクチャー“D7x”を導入し、軽量化を果たすと同時に従来のラダーフレーム構造と比較して3倍のねじり剛性を確保するという、ランドローバー史上もっとも頑丈なボディ構造を誇っている。
2019年のデビュー以降、ここ日本でも2種類の先行予約モデル『DEFENDER LAUNCH EDITION』と『DEFENDER STARTUP EDITION』を展開してきたが、長期にわたる納車待ちが発生する人気ぶりを示しており、このカタログモデル導入に際しては早期納車を実現すべく5種類の『CURATED SPEC(キュレイテッド・スペック)』(90 ファブリックシート仕様、90 レザーシート仕様、110 ファブリックシート&5人シート仕様、110 ファブリックシート&7人シート仕様、110 レザーシート&7人シート仕様)も設定された。
ランドローバー伝統のフルタイム4輪駆動(AWD)は前後トルク配分機能を備え、路面状況に応じて最適なサスペンション、トランスミッション、トラクションなどの車両設定を自動制御する“テレイン・レスポンス2”には7種類のモード(コンフォート、芝生・グラベル・雪、泥地、砂地、エコ、ロック、ウェイド)を実装する。
また、ランドローバー初の機能となるコンフィギュラブル・テレイン・レスポンスでは、用途や好みにあわせてドライバー自身がテレイン・レスポンスの設定をカスタマイズすることも可能となった。