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クルマ ニュース

投稿日: 2020.04.10 16:30
更新日: 2020.04.10 16:34

レゴブロックで再現された実車トップ5を豪サイトが発表。シビックやブガッティも/オートスポーツweb的、世界の自動車

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クルマ | レゴブロックで再現された実車トップ5を豪サイトが発表。シビックやブガッティも/オートスポーツweb的、世界の自動車

 日々、世界各国の自動車にまつわるWEBサイトやSNSを隈なくチェックしているオートスポーツweb新車ニュース班が「これは面白い!」と感じた珍事(?)や情報をピックアップしてお届けする『オートスポーツweb的、世界の自動車』。

 今回はオーストラリアから、『レゴブロックだけで実物大のクルマを“まんま”再現!』のニュースをお届けします。

* * * * * *

 オーストラリアの自動車ニュースサイト『motoring.com』によると、レゴブロックだけで天才的(熱狂的?)に作られた実物大のクルマ5選がランキング形式で紹介されている。もっとも本物感を出している評価されたのは、なんと日本の名車でした。

 みなさんもよくご存知、日本のみならず世界中で愛され続けるレゴ社のレゴブロック。レゴブロックのテーマパークである『レゴランド』は2020年4月現在で世界8ヵ所に開設されており、日本においても2017年4月に愛知県名古屋市に『レゴランド・ジャパン』がオープンしていることも記憶に新しいだろう。

 知育の材料としても使われているレゴブロックを使って、世界中で様々な造形物を製作したというエピソードは数知れず。また、これまでに実物大のクルマを模擬して製作された作品も数多く誕生している。

 幾多の作品の中から、オーストラリアの自動車ニュースサイト『motoring.com』が出来栄えの良い作品トップ5を発表した。

 早速、トップ5の作品と、各モデルの製作過程やエピソードを紹介していこう。

■第5位 ブガッティ・シロン

 フランスの自動車メーカー、ブガッティが製造するスーパーカーのシロン。車種は異なるが2019年11月に静岡県の富士スピードウェイで開催されたSUPER GTとDTMの交流戦において、通販サイトZOZOの元社長、前澤友作氏の愛車であるブガッティ・ベイロンが登場したのも記憶に新しいところだ。

 そんな最高級スーパーカー、ブガッティ・シロンをレゴ社の製作チームが“レゴブロック化”した。しかもレゴブロックで作れれているこのシロンには、タイヤを含むパワートレインが搭載されており、運転するこもできるのだ。

 レゴブロックは100万ピース以上が使用されており、製作工程は1万3000時間を要したという力作だ。

■第4位 フォルクスワーゲン・コンビキャンパー

 レゴ社が認定する“レゴモデルビルダー”のふたり、レネ・ホフマイスター氏とパスカル・レンハルト氏が企画&製作したのが、フォルクスワーゲン・コンビキャンパーだ。

 キャンプ文化が根付くヨーロッパではお馴染みのモデル、コンビキャンパー。ホフマイスター氏とレンハルト氏の両者は、旅行・レジャーの見本市で展示することを目的に、レゴ・ブロック製作に取り掛かったという背景がある。

 レゴブロックは40万ピースが使されており、製作工程は6週間(推定:約1200時間)かけて作り上げられている。

■第3位 マクラーレン・セナ

 伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの名を冠するマクラーレン・セナもレゴブロック化されている。この作品は、レゴ社とマクラーレン社の合同チームで製作されたという。

 マクラーレンのエンブレムを纏い、ヘッドライトは点灯するよう作り込まれている。室内を見てみると、大型のディスプレイが運転席の横に設けられている。エキゾースト音も聞けるなど、非常に精巧なつくりが見所だ。

 使用されたレゴブロックは、46万7854個! 大人10人がかかりで、製作工程は2725時間が費やされたという。なお、重量は1518kg。実車のセナの乾燥重量は1198kgなので、かなりの重量増だ(笑)。

■第2位 トヨタ・カムリ

 トヨタを代表するグローバルモデルのカムリ。これをレゴブロックで製作したのは、レゴ社の認定レゴモデルビルダー、ライアン・マクノート氏とそのチームだ。

 フロントライトとリヤライト以外、タイヤを含むほぼすべてがレゴブロックで製作されている。50万ピース以上のレゴブロックを使用して、製作工程は900時間以上もかけられている超大作だ。

■第1位 ホンダ・シビック タイプR

 レゴブロックだけで天才的(熱狂的?)に製作された実物大のクルマランキングの第1位に選ばれたのが、ホンダ・シビック タイプRだ。

 シビックを代表するボディカラー、チャンピンシップホワイトをベースに、ボディフォルムが精巧に再現されている。

 この作品は、レゴ社とホンダ・オーストラリアの合同チームにより製作されている。組み立てを担当したのは、レゴ社が認定したレゴモデルビルダーの9名。レゴブロックを32万ピース以上を使い、製作工程は1000時間以上をかけて作り上げられている。

 製作チームのリーダーは、第2位のトヨタ・カムリのレゴブロック化を手がけたライア・マクノート氏。

マクノート氏は「製作当時、シビック タイプRのレゴ化というプロジェクトに挑戦することを、チーム全体で楽しんだ。マシンの曲線を再現するのはタフだが、組み立てる作業は、とても面白かった。見どころは、ライトとインジケータからホンダのロゴだね」とコメント。


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