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クルマ ニュース

投稿日: 2020.04.15 08:54
更新日: 2020.04.16 10:16

ソロキャンパー必見!ドイツ企業が開発した“電気蛙”キャンピングカーを紹介/オートスポーツweb的、世界の自動車

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クルマ | ソロキャンパー必見!ドイツ企業が開発した“電気蛙”キャンピングカーを紹介/オートスポーツweb的、世界の自動車

 日々、世界各国の自動車にまつわるWEBサイトやSNSを隈なくチェックしているオートスポーツweb新車ニュース班が「これは面白い!」と感じた珍事(?)や情報をピックアップしてお届けする『オートスポーツweb的、世界の自動車』。

 今回は『ドイツ企業が開発したソロキャンパー向けの小さなEVキャンピングカー』のニュースをお届けします。日本でも最近、“ソロキャン”というひとりキャンプのスタイルに注目が集まっているなか、ドイツのベルリンから一風変わったEVキャンピングカーが登場! その全貌に迫ります。

* * * * * *

 ドイツの首都ベルリンに拠点を構えるEVベンチャー企業『ELEKTRO FROSCH(エレクトロ・フロッシュ)』が、三輪EVキャンピングカー『Elektrofrosch Camping』を開発、2020年2月から販売を開始している。『Elektrofrosch Camping』は直訳すると“電気蛙”。この“電気蛙”が、欧州で注目を集めている。

 『Elektrofrosch Camping』の外観は、タイでおなじみの移動手段トゥクトゥクや、往年の名車ダイハツ・ミゼットを彷彿とさせる、愛嬌のあるデザインが特徴だ。

 ちなみにダイハツ・ミゼットは、戦後の日本で爆発的に広まった軽自動車規格の三輪自動車。1957年に登場し、実用性と信頼性が高く評価されたことで、1972年まで生産されていた。

 ミゼットは“くちばし”をイメージさせるフロントノーズ、丸目のヘッドライト、フェンダーミラー、2ドアに荷台を持ち合わせた、まさに時代を感じさせる希少な一台だ。

日本の三輪自動車ブームの牽引役となったダイハツ・ミゼット

 話をドイツの“電気蛙”に戻そう。

 『Elektrofrosch Camping』は、“家の近くでキャンプしたい”という願いを叶えるために開発されたEVキャンピングカー。車両本体に加えてルーフテント、タープ、テーブルやコンロを含むキッチン用品もすべて込みの“フルパッケージ”で、販売されている。

 画像からもわかるように、荷台をテントとし、その後方にタープを設営する。その周囲にテーブルや椅子を置くというのが、取扱説明書とおりの使い方だろう。

『Elektrofrosch Camping』のスペックを見ていこう。車重は240kgと軽量なつくりだ。最高時速は40km/hなので、ハイパワーという訳にはいかない(笑)。ちょっと残念なのは、フル充電で航続可能な距離が60kmとかなり短いこと。フル充電するには6〜8時間程かかるということなので、所有するのには勇気と根気が必要だと思われる。

 ただ、欧州では自宅の近所に河川やキャンプ場が多く点在しているのが一般的なのだとか。日本人の感覚からすれば、買い物に行く流れと同じ感覚で、キャンプができる。だから、航続距離が短くても許容範囲のようだ。

 バリエーションは『BIG』と『PRO』の2種類のモデルが用意されている。両モデルとも先述のとおり、車両本体に加えて、キャンプセット(ルーフテント、タープ、キッチン用品)が含まれる。

『BIG』は、ドアなしのオープンキャビンスタイルで、価格は3990ユーロ(約47万円)。『PRO』はクローズドキャビンで、扇風機とUSB充電ポートが装着され、価格は4999ユーロ(約58万7000円)。

 このEVキャンピングカー、『Elektrofrosch Camping』は2020年2月の発売以来、本拠地ドイツを中心に好評を博している。納車には2020年4月15日現在、『BIG』は10〜12週間、『PRO』は14〜16週間かかるとのことだ。

 詳細情報と画像が公式ホームページ(https://www.elektrofrosch-berlin.de/elektrofrosch-modell-camping/)に記載されているので、“ソロキャン”に興味がある方はぜひ一度、覗いてみてほしい。

“電気蛙”と呼ばれる小さなEVキャンピングカー

荷台にテントを張って、車体の後部にタープを展開することができる。

テーブル、イス、食器などのキャンプ道具も含まれた状態で販売されている。

調味料入れも完備されている。


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