日本を代表する商用ユース車両『トヨタ・ハイエース』のバン、ワゴン、コミューター全モデルが一部改良を受け、安全装備を拡充すると同時にウェルキャブ仕様車にも衝突回避支援パッケージToyota Safety Senseが設定された。さらにトヨタ救急車『ハイメディック』にも同様の安全装備を展開した上、ATを6速化して『ハイメディック』は6月26日、『ハイエース』は5月1日より発売開始となる。
2004年登場の現行モデルで5代目を数える『トヨタ・ハイエース』は、日本を代表する商用モデルとして標準、ロング、スーパーロング、ワイド、ハイルーフなど数多くのバリエーションをそろえるとともに、ワゴン仕様はファミリーユースにも対応するなど、働くクルマだけでなく家族の頼もしいパートナーとして幅広く人気を集めている。
そのハイエースで2017年以来の実施となる今回の一部改良では、車両後方のカメラ映像を映し出すデジタルインナーミラーを全車に新規オプション設定とし、車両を上から見たような映像をナビゲーション画面へ表示するパノラミックビューモニターをAT車にオプション設定。
後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするとともに、オプティトロンメーターに4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用するなど、視認性、利便性を向上させている。
さらに、アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー“パーキングサポートブレーキ(静止物)”を、衝突回避支援パッケージToyota Safety Sense装着のAT車に限って新たにオプションとして採用するなど、安全装備をさらに充実させている。