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クルマ ニュース

投稿日: 2020.04.24 15:09
更新日: 2020.04.24 16:29

お値段以上の価値⁉︎ 2億円超えのアストンマーティン・ヴァンテージV12ザガート ヘリテージツインズを公開!/オートスポーツweb的、世界の自動車

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クルマ | お値段以上の価値⁉︎ 2億円超えのアストンマーティン・ヴァンテージV12ザガート ヘリテージツインズを公開!/オートスポーツweb的、世界の自動車

 日々、世界各国の自動車にまつわるWEBサイトやSNSを隈なくチェックしているオートスポーツweb新車ニュース班が「これは面白い!」と感じた珍事(?)や情報をピックアップしてお届けする『オートスポーツweb的、世界の自動車』。

 今回はイギリスより、イタリアのカロッツエリア、ザガート社創立100周年記念スペシャルモデル『アストンマーティン・ヴァンテージV12ザガート ヘリテージツインズ公開』のニュースをお届けします。

* * * * * *

 2020年4月21日、アストンマーティンは60年に渡ってパートナーシップを築いてきたイタリアのカロッツエリア、ザガート社の創設100周年を記念して製造した『アストンマーティン・ヴァンテージV12ザガート ヘリテージツインズ by R-Reforged』の2台を公開した。

 クーペが19台、オープンモデルのスピードスターが19台、2台併せて38台が限定で販売される。お値段は日本円で2億3200万円という、超破格のプライスを引っ提げている。

 アストンマーティン・ヴァンテージV12ザガート ヘリテージツインズ by R-Reforgedは、1919年に創業したザガート社の創立100周年、およびアストンマーティンとザガート社の60年に渡るパートナーシップを記念して製造されたスペシャルモデルだ。

 このスペシャルモデルは、2011年に発表され2012年に生産されたアストンマーティン・ヴァンテージV12ザガートを現代風に“再定義”して、復刻されたもの。
 
 ベースとなったヴァンテージV12ザガートは、『DB4GTザガート』の生誕50周年を記念して限定生産されたモデルだ。

 DB4GTザガートとは、1960年代のGTレースで対フェラーリ用に製造された一台で、この系譜を持つのがヴァンテージV12ザガートという訳だ。

アストンマーティン DB4GTザガート

アストンマーティン・ヴァンテージV12ザガート
アストンマーティン・ヴァンテージV12ザガート

 ヴァンテージV12ザガートの詳細を見ていこう。ボディ骨格は、アルミとカーボンのハイブリッド構造で、職人達による手作業でつくり上げられている。

 心臓部には、最高出力517psを発生する6.0リッターV12エンジンが収まり、サスペンションは前後ともにダブルウイッシュボーンを採用。ブレーキはカーボンセラミックを搭載している。

 エクステリアは、19インチのホイールを装着。テールランプのデザインはノーマルのヴァンテージとは異なる丸型、そして大口径の“口”が最大の特徴だ。

 エレガントなイメージの強いアストンマーティンのラインアップと比べると、やんちゃさが垣間見れる1台に仕立てられている。

 ヴァンテージV12ザガートは当初150台限定生産として発売された。車両価格は33万ポンド。当時のレートで換算すると、日本円で4200万円という『超プレミアムスポーツカー』だ。(注意:実際に製造された台数は、さらに少ないとの報道もある)

 そんなヴァンテージV12ザガートが、この度、クーペとオープンモデルのスピードスター、2台に継承され、再誕する運びとなった。

■早速、2億3200万円の世界へご案内しよう


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