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クルマ ニュース

投稿日: 2020.07.03 07:28
更新日: 2020.07.02 22:38

プジョー新型208シリーズを発表。ガソリン、EVの2本立てでトヨタ・ヤリスやホンダ・フィットと真っ向勝負!

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クルマ | プジョー新型208シリーズを発表。ガソリン、EVの2本立てでトヨタ・ヤリスやホンダ・フィットと真っ向勝負!

 グループPSAジャパンは7月2日、プジョーブランドのBセグメントコンパクトカー、208シリーズの2代目を発表した。ガソリンモデルの『208』と電気自動車の『e-208』のふたつの異なるタイプのモデルは、デザイン、居住スペース、装備などガソリン車とEVで同等の内容。車両本体価格は『208』が239万9000~293万円(税込)。『e-208』は389万9000~423万円(税込)となっている。

 2代目となるプジョー208は、8年ぶりのフルモデルチェンジが行われたプジョーのコンパクトカー。最大の特徴は、フル電気自動車のe-208を追加した点にある。このe-208には駆動用バッテリーにリチウムイオンバッテリーが採用された。容量は50kWhで最高出力136ps、最大トルク260Nm、0-100km/h加速は8.1秒を誇る。

プジョー新型e-208
プジョー新型e-208
プジョー新型e-208
プジョー新型e-208

 ドライビングモードは“SPORTS”“NORMAL”“ECO”の3つを用意。パワフルな走行から、エネルギーコスト重視のモードまで幅広く対応する。
 
 充電口はボディの左リヤ部にふたつのポートが設けられた。コンセント型(普通充電)の100%充電は18時間、ウォールボックス型(普通充電)の9時間で可能。チャデモ(急速充電)では約50分でバッテリーの80%までチャージすることができる。

プジョー新型e-208
プジョー新型e-208

 ガソリンモデルの208には、1.2リットルターボエンジンを搭載。この直列3気筒エンジンは最高出力100ps、最大トルク205Nmを発揮する。トランスミッションには8速ATが組み合わされ、燃費はJC08モードは先代比で約7%改善し、19.5km/Lを達成した。

 新型208のボディサイズは、全長4095mm(先代比+120mm)、全幅1745mm(同+5mm)、全高1445mm(同−25mm)、ホイールベース2540mm。これはBセグメントコンパクトカーの強豪、フォルクスワーゲン・ポロとほぼ同格となる。

プジョー新型208
プジョー新型208
プジョー新型e-208。3kW 15A 200V充電ケーブル(標準搭載)
プジョー新型e-208。3kW 15A 200V充電ケーブル(標準搭載)

 エクステリアは、丸みのあるシルエットで優しい印象の初代から大きく路線を変更。車高も低くなり、スポーティ度が高まった。

 そのフロントは、新世代プジョーのシグネチャーであるフルLEDの三本爪をモチーフとしたヘッドライトを配置。下方に伸びるデイタイムランニングライトの通称“セイバー(サーベルの意)”は、高度な三次元のデザイン処理が施されており、正面から見ると内向き、斜めから見ると直線的に、サイドから見るとタイヤ、フェンダーのラインと同心 円を描くように見えて、あらゆる角度でさまざまな表情を見せてくれる。

 リヤスタイルは、トランクリッド幅いっぱいのブラックバンドが走り、こちらにも三本爪をモチーフとしたテールライトが内蔵されているのが特徴だ。

プジョー新型208
プジョー新型208

■インテリアも大きく進化。上級モデルに匹敵する運転支援装備も


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