ヨーロッパ30カ国におけるBセグメントの販売台数で第1位を記録した人気モデル、『ルノー・ルーテシア』が5代目へと進化していよいよ日本へと上陸。デザインはもちろん、プラットフォーム、パワートレインのすべてが刷新され、クラストップレベルの先進運転支援システムを備えるなど全方位で進化を果たし、11月6日から発売開始となる。
1990年登場の初代から数えて、累計1500万台を販売したBセグメントを代表するモデルがフルモデルチェンジを果たし、そのエクステリア、インテリアの変貌は「進化と革命」と表現されるほど、精緻さと高い質感を備えたクラスを超えるレベルへと昇華された。
先代モデルと同様に曲線のみで構成された官能的でダイナミックなフォルムを継承しつつ、Cセグメントの兄貴分である『メガーヌ』などと同様に、Cシェイプのデイタイムランニングライトを持つ特徴的なフロントフェイスを採用した。
その上で、ボンネットには彫刻を思わせる直線的なプレスラインが与えられ、流麗なフォルムに力強い印象が加えられている。また機能面でもフロントバンパー両端に設定されたエアディフレクターがホイールハウスの気流を制御してシールすることでドラッグを低減。燃費向上に寄与するほか、よりワイド&ローのイメージが強調されている。
一方、人間工学に基づき操作性を追求したインテリアでも、ドライバーやパッセンジャーが手を触れる範囲のほぼ全域で高品質なソフト素材を採用し、クラスを超えた質感を獲得した。さらにエアバッグ内蔵のステアリングパッドを小型化してメーター類の視認性を上げ、コンソールを持ち上げて操作や視線移動にも配慮するなど、細部までミリ単位で知覚品質が見直されている。
エンジン回転数、速度をデジタルディスプレイで表示する7インチのデジタルパネルに、同じく7インチのマルチメディア用のタッチスクリーンを搭載。運転モードやインテリア照明をカスタマイズできるルノー・マルチセンスや、電動パーキングブレーキに装備されるオートホールド機能など普段の使い勝手を劇的に向上させる機能装備も数多く採用された。