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クルマ ニュース

投稿日: 2020.11.05 17:37
更新日: 2020.11.05 18:42

レクサス、新型『IS』をマイナーチェンジして発売。運動性能、デザインが大幅進化

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クルマ | レクサス、新型『IS』をマイナーチェンジして発売。運動性能、デザインが大幅進化

 レクサスは11月5日、コンパクトFRスポーツセダン『IS』をマイナーチェンジし、同日より全国のレクサス店で販売を開始した。

 1999年の初代登場以来、20年以上にわたって累計110万台がグローバル販売されてきたレクサスIS。そのスポーティなスタイルから、かつてのスーパーGT GT300クラス車両のベース車に選ばれるなどモータースポーツとも関連が深いスポーツセダンに、Toyota Technical Center Shimoyamaで鍛え上げられた操縦性や乗り心地、アグレッシブなデザインが与えられたマイナーチェンジモデルが登場した。
 
 新型ISは“日本のニュルブルクリンク”とも称される車両開発用テストコース、Toyota Technical Center Shimoyamaをはじめとする各地で走行テストが繰り返され、さまざまな路面状況や走行シーンに応じるチューニングが徹底的に行われた。
 
 それにより俊敏な応答性や、ばね上の無用な動きの抑制が図られたほか、ステアリングやペダルの初期応答だけでなく戻す際のコントロール性も向上し、運転操作がより滑らかなものとなっている。
 
 搭載されるパワートレインは3.5リットルV型6気筒、2.5リットル直列4気筒+ハイブリッド、2.0リットル直列4気筒ターボの3種類で、この内ハイブリッドモデルではアクセル開度に対するエンジンとモーターの駆動力制御を変更。
 
 また、2.0Lターボモデルではドライバーのアクセル開度などから走行環境を判定し、シーンに応じて適切なギヤ段を設定するアダプティブ制御を採用。ドライバーのアクセル操作や意図に対して、従来よりもリニアなレスポンスを実現しているという。
 
 さらに、足回りではスウイングバルブショックアブソーバーが採用された。ストローク速度が極めて低い場合でも減衰力を発揮することで応答性が向上。同時に上質な乗り心地に仕上げられた。
 
 車両寸法は全長と全幅が従来モデル比+30mmとなる4710mm、1840mmに。ホイールベースは2800mmで変わらず、車重は1640~1790kgとなっている。
 
 よりアグレッシブに進化したエクステリアは“Agile(俊敏)&Provocative(挑発的)”をデザインコンセプトに、ワイド&ローなスタンスとシャープなキャラクターラインによって運動性能の高さを予感させるものに。薄型ヘッドランプに低く構えたグリル、それに合わせて低いポジションに入ったキャラクターラインなどが重心の低さ表現する。
 
 それに加えて世界初の技術で、レクサスならでは緻密で立体的な造形を可能とする“寄絞り工法”が用いられたラゲージ後端部のキャラクターラインもハイライトのひとつだ。

 外装色は強い陰影により造形を際立たせるソニックイリジウムと、金属質感と高光沢を実現したソニッククロムの2色が新規設定された。

レクサスIS300h“version L”(ボディカラー:ソニッククロム)
レクサスIS300h“version L”(ボディカラー:ソニッククロム)
レクサスIS350“F SPORT”(ボディカラー:ラディアントレッドコントラストレイヤリング)
レクサスIS350“F SPORT”(ボディカラー:ラディアントレッドコントラストレイヤリング)
IS350“F SPORT”(ボディカラー:ホワイトノーヴァガラスフレーク)
IS350“F SPORT”(ボディカラー:ホワイトノーヴァガラスフレーク)

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