最新FFプラットフォームを採用して3代目に移行した新型『BMW 1シリーズ』に、軽快な走行性能と高い機能性を備えたクリーン・ディーゼル搭載モデル“118d”をベースにした存在感ある漆黒の限定車『BMW 118d Pure Black(イチイチハチディー・ピュア・ブラック)』を追加設定。日本国内は10台限定の導入となり、11月20日午前9時よりBMWオンライン・ストアにて発売が開始される。
グループ傘下のMINIなどで培った前輪駆動モデルの開発リソースとデータを活用し、ついにFFモデルとして生まれ変わったBMW最小ハッチバックは、キドニー・グリルやヘッドライトに最新のデザインコンセプトを採用し、低重心を強調するリヤに個性的なL字型テールライトをアクセントとして配するなど、先代モデルからデザインを一新して登場した。
そのラインアップで最も高い省燃費性能を誇る“118d”は、先代モデル比でCO2排出量を約5%削減し、燃料消費率16.7km/L(WLTC)を実現する新開発の2リッター直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載。最高出力150PS/4000rpm、最大トルク350Nm/1750rpm-2500rpmを発揮する力強い走りに加え、デザイン面でもパワフルなディーゼルを象徴するに相応しく、リヤ左右に径90mmのエキゾースト・テールパイプを装備した。
さらに前輪駆動車両のダイナミクス性能を引き上げるタイヤスリップ・コントロール・システム(ARB)の採用や、前輪駆動方式特有のより広い室内空間を確保したことで、より一層機能的なモデルとなっている。
その118dをベースとした今回の限定車は、漆黒をテーマにホイールを含めて内外装を黒で統一することで存在感あるスタイリングを実現。BMWで人気のボディカラーであるブラック・サファイアをメインに、サンプロテクション・ガラスやBMW Individual(インディビジュアル)ハイグロス・シャドー・ライン・エクステリアなどを装備した。