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クルマ ニュース

投稿日: 2020.12.01 17:27
更新日: 2020.12.01 17:29

ボルボ『S60』と『V60CC』にも48Vハイブリッドを搭載し、全車電動化が完了

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クルマ | ボルボ『S60』と『V60CC』にも48Vハイブリッドを搭載し、全車電動化が完了

 先頃更新された主力のステーションワゴン『V60』に続き、ボルボのラインアップで中核を担うセダン『S60』と、そのクロスオーバーモデル『V60 Cross Country(クロスカントリー)』にも、装備の一部変更とともに48Vハイブリッドのパワートレインを導入し、11月26日より発売が開始された。これにより国内販売モデルの全車電動化が完了し、内燃機関のみ搭載のモデルが消滅している。

 ボルボのラインアップで最後となったガソリン直噴にターボとスーパーチャージャーを組み合わせた“T4”と“T5”パワートレインが姿を消し、『S60』には新たに48Vハイブリッドパワートレーンを採用した“B4”と“B5”に加え、プラグインハイブリッドの“Recharge Plug-in hybrid T6”を追加設定。『V60 Cross Country』でも“T5”が“B5”に置き換えられ、これでボルボの国内販売モデルはすべて電動化が終了した。

 この48VハイブリッドパワートレインであるB4とB5は、約90%ものパーツが新設計された新世代パワートレーンDrive-E (ドライブイー)の第3世代となる2リッター4気筒ガソリンエンジンを軸に、ISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)による回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電し、エンジンの始動や動力補助を行うハイブリッドシステムを搭載する。

 ISGMはバッテリーモジュールへの充電、エンジンの始動、車両出力補助ならびに制動に使用され、スターターに代わりISGMによりエンジンの始動を行い、アイドリングストップ後の再始動時におけるノイズやバイブレーションの大幅な低減と、より上質感のある走行性能を実現した。

 そのパワートレイン自体も優れた効率性と環境性能、コンパクトなデザインを実現しており、新世代ボディ構造とともに高いレベルの衝突安全性能も考慮された。

エントリーの『S60 B4 Momentum』は、パワートレーンの変更と併せてキーレスエントリー、運転席8ウェイパワーシート(運転席ドアミラー連動メモリー機構付)、ドアハンドル(ボディ同色、グラウンドライト付)を標準装備としつつ500万円を切る価格設定を実現

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