三菱自動車は12月4日、マイナーチェンジを実施し新たにPHEV(プラグインハイブリッド)モデルを追加したクロスオーバーSUV『エクリプス クロス』を発表。同日より全国の系列販売店を通じて販売を開始した。
エクリプス クロスは、ミツビシのグローバル販売モデルとして2017年に登場したクロスオーバーSUV。スタイリッシュなクーペフォルムのデザインと、SUVの力強さが組み合わさることで、RVカーで一時代を築いたミツビシらしいSUVとして好評を博してきた。
そんなエクリプス クロスが2020年、ビッグマイナーチェンジを受け大きく進化した。そのトピックのひとつがデザインの刷新だ。新型モデルではPHEVシステムの導入に伴いボディ全長が140mm(フロント35mm、リヤ105mm)延長されている。
『Daring Grace(大胆にして、優雅)』というコンセプトの下で行われたデザイン面の改良ではこの全長の延長を活かし、より流麗で上質なフォルムを実現。そのなかでリヤは従来のダブルガラスからシングルガラスに変更し、伸びやかなフォルムを形成するとともに三方向に伸びる立体的なリヤランプを採用することで独自性を持つデザインとなった。
また、フロントはミツビシ独自の“ダイナミックシールド”を進化させ、精悍でスポーティな味付けに。従来ヘッドライトがあったポイントはデイタイムランニングランプとターンランプのみとし、ヘッドライトとフォグランプがその直下のバンパーサイド部に移動されている点がハイライトのひとつだ。
これに合わせてインテリアもスポーティな印象を与えるブラックを基調としたものとなったが、メーカーオプションの本革シートにはブラックに加えて新たにライトグレーが設定されるなど上質感の向上も図られている。