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クルマ ニュース

投稿日: 2021.01.26 16:00
更新日: 2021.01.26 16:01

BMW、待望の新型『M3』『M4』の発売を開始。MT仕様や“トラック・パッケージ”も導入へ

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クルマ | BMW、待望の新型『M3』『M4』の発売を開始。MT仕様や“トラック・パッケージ”も導入へ

 2019年に“Mパフォーマンス・モデル”として一足先に上陸を果たしたBMWの新型『4シリーズ・クーペ』に続き、その導入が予告されていた“Mハイ・パフォーマンス・モデル”の『M3』と『M4』が登場。サーキットでのパフォーマンスを高めたおなじみCompetition(コンペティション)モデルに加えて、新たに“Track Package(トラック・パッケージ)”も設定されたほか、クーペモデルの『M4』にはMT仕様も用意され、1月26日より発売開始となっている。

 先行デビュー時にも大きな話題を呼んだフロントデザインは、この『M3』と『M4』でも踏襲され、迫力ある縦型の大型キドニー・グリルを採用。大出力にあわせエンジンの冷却性能を高めるため大型のエア・インテークを採用することで、他のモデルとの明確な差別化が図られた。

 サイドビューでは、Mモデル専用となるサイドギル、ドアミラー、ダウンフォースを獲得するためのリヤスポイラーを標準装備し、リヤを眺めれば迫力のあるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を向上させるディフューザー、そしてよりワイド化されたトレッドにより、サーキットを想定したハイパフォーマンスモデルであることを主張する。

 一方のインテリアでは、Mスポーツ・シート、Mロゴが輝くドアシル、Mモデル専用にデザインされたメーターパネル、M専用ステアリングを採用。よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケット・シートもオプションとして用意される。

 注目のパワートレインは、クーペボディの標準仕様となる『M4』に最高出力480PS/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmを発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載し、コンペティション、トラック・パッケージのみの展開となる『M3』と、同仕様の『M4』には510PS/6250rpm、650Nm/2750-5500rpmまでさらに出力を高めた高出力版を採用する。

 このハイチューン・ユニットは、圧力損失を最小限にしてレスポンスを最適化し、高効率を実現した吸気ダクトを筆頭に、重量の最適化により高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、安定したブースト圧で低回転時でも高トルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を採用。結果、0-100km/h加速4.2秒という脅威的な瞬発力を誇っている。

サーキットでのパフォーマンスを高めたおなじみCompetition(コンペティショル)モデルに加えて、新たに“Track Package(トラック・パッケージ)”も設定された
サーキットでのパフォーマンスを高めたおなじみCompetition(コンペティショル)モデルに加えて、新たに“Track Package(トラック・パッケージ)”も設定された
迫力あるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を向上させるディフューザー、そしてよりワイド化されたトレッドで、他モデルとの明確な差別化が図られる
迫力あるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を向上させるディフューザー、そしてよりワイド化されたトレッドで、他モデルとの明確な差別化が図られる
インテリアでも、Mモデル専用にデザインされたメーター・パネル、M専用ステアリングを採用
インテリアでも、Mモデル専用にデザインされたメーター・パネル、M専用ステアリングを採用

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