1941年に軍用車両として誕生し、世界的な4×4ブランドとしてシーンを牽引してきたジープは、2021年に創立80周年を迎えるのを記念し、主力モデルの『レネゲード』『ラングラー』『ラングラー・アンリミテッド』『チェロキー』に限定車“80th Anniversary Edition(80thアニバーサリーエディション)”を設定。4月発売のレネゲードを除き、2月11日より発売を開始する。
2020年にも登場告知と投票キャンペーンがアナウンスされていたとおり、ブランドの特別な1年を記念するスペシャルなボディカラーや装備を採用した限定車が登場した。
各モデルに採用されたボディカラーは、約4万件に達した投票により決定されたもので、全モデル共通のコンセプトカラーであるグラナイトクリスタルメタリックC/Cに加えて、モデルごとに通常はないボディカラーが設定された。
エクステリアでは、限定車の専用装備となるバッジやグラナイトアクセント付18インチアルミホイールを装着。一方、全モデルがブラックを基調とするインテリアでは、初代“Jeep Willys”のタグ付きレザーシートや、“80thアニバーサリー”タグ付フロアマットが採用されている。
オフローダーの旗艦である『ラングラー/ラングラー・アンリミテッド 80thアニバーサリーエディション』は、豪華仕様の“サハラ”をベースとし、ダークグレーアクセント入りのフロントグリルやヘッドライトベゼル、80thアニバーサリースイングゲートプレート、グレー/ブラックカラーのJeepバッジならびにTrail Ratedバッジを装着。インテリアでは80thアニバーサリーセンターコンソールバッジが備わるなど特別感が演出された。
また、サハラベースの2ドアの導入は現行モデルでは初となっており、ボディカラーはアーミーな雰囲気を強調するサージグリーンC/Cを採用。4ドアのアンリミテッドでは、同じくサージグリーンC/Cに加えて、スナッズベリーP/CとブラックC/Cが選出された。