2020年1月末に登場し、日本市場では導入記念特別仕様車として販売されてきたフォルクスワーゲン・ブランドの最小SUV『T-Cross(ティークロス)』が、いよいよカタログモデルに昇格。“TSI Active”と“TSI Style”の2グレード構成で、3月2日(火)より発売開始となっている。
全長4115mm、全幅1760mmと日本の道路環境にマッチしたボディサイズによる取り回しの良さや、ラゲージルームの広さなどの実用性の高さなどが評価されている『T-Cross』は、上陸後の約1年間で8930台と輸入車SUVとしてトップの販売台数を記録した。
その『T-Cross』がいよいよカタログモデルとして本格導入され、従来のラインアップとは異なるグレード名称を採用。TSI ActiveとTSI Styleの2グレードともに1.0リッター3気筒直噴ターボのTSIエンジン(116PS/200Nm)に7速DSGを組み合わせ、軽快かつ俊敏な走りを実現した。
SUVならではの使い易さと同様に安全性と快適性の面でも、VWの主力車種『ゴルフ』と同じくグループの基軸プラットフォーム“MQB”の採用により、それら上級モデルに採用される運転支援システムや快適装備を多く採用することが可能となった。
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