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クルマ ニュース

投稿日: 2021.04.16 10:55
更新日: 2021.04.16 11:03

新たな旗艦『シトロエンC5 X』発表。新開発アクティブサスや拡張HUDなど新規軸搭載

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クルマ | 新たな旗艦『シトロエンC5 X』発表。新開発アクティブサスや拡張HUDなど新規軸搭載

 シトロエンはフランス現地4月12日に、ブランドの新たなフラッグシップとして「シトロエンの哲学をもっとも先進的に表現した」というDセグメントモデル『C5 X』をワールドプレミアした。サルーンとステーションワゴンを組み合わせた独創的なデザインに、新開発のシトロエン・アドバンスト・コンフォート・アクティブサスペンションや拡張ヘッドアップディスプレイ、半自律走行を実現する運転支援システム、自然な音声認識機能を備えたまったく新しい12インチHDタッチスクリーンなど、新規軸を数多く取り入れた意欲作となっている。

 その名称を含め、2016年のパリモーターショーで発表された『CXperience Concept』にインスパイアされたというエクステリアは、ステーションワゴンを融合させたファストバック型のボディを採用し、空力性能に配慮しながらも、歴代の旗艦シトロエンを思わせるアヴァンギャルドなスタイルとした。

 ホイールベースを2785mmとして後席空間のゆとりある居住性を確保した『C5 X』は、全長4805mm、全幅1865mm、全高1485mmというDセグメントの中心的サイズを持ちながら、19インチトール&ナロータイヤを装着した720mmの大径ホイールにより、SUV的な高い視界とグランドクリアランスを実現する。

 そして近年はブランドの開発指標に掲げる“シトロエン・アドバンスト・コンフォート・プログラム”に基づき、新開発のシトロエン・アドバンスト・コンフォート・アクティブサスペンションやアドバンスト・コンフォート・シートを採用。

 ブランドの資産として脈々と受け継がれてきたハイドロニューマチック・サスペンションの現代的解釈として、新たにメカニカル機構で“Magic Carpet Ride(魔法の絨毯の乗り心地)”を具現化したプログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)をもとに、プラグインハイブリッド仕様ではさらに一歩進んだ制御を実現するシトロエン・アドバンスト・コンフォート・アクティブ・サスペンションを搭載した。

 これによりPHCの効果をさらに高次元へと引き上げつつ、路面の上をまるで飛んでいるかのようなフィーリングをもたらし、走行中のダンピングを弱めるとともにコーナリングにも対応して、効率的なサスペンションの動きを実現している。

 さらにインテリアでも、特別なパッドの加工であたかもマットレストッパーのような仕上がりを持つアドバンスド・コンフォート・シートを装備。高密度フォームと厚みのある構造が生み出す姿勢保持性とダイナミックなコンフォート性能により、独特の心地よさと視覚に訴えるコンフォートを感じることができるという。

サルーンとステーションワゴンを組み合わせた独創的なデザインに、新開発のシトロエン・アドバンスト・コンフォート・アクティブサスペンションを搭載
ガソリンエンジン仕様と、225PSを発生しZEVモードで最長50km以上、最高速度135km/hまでカバーするプラグインハイブリッド仕様が用意される

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