ジャガーのコンパクト・パフォーマンスSUV『E-PACE』に、ブランド初のプラグイン・ハイブリッド(PHV/PHEV)となる特別仕様車『E-PACE PHEV LAUNCH EDITION』が設定され、日本初導入が決まった。システム最高出力227kW/309PS、最大トルク540Nmを誇り、最長55kmのゼロエミッション走行が可能なパワートレインを搭載し、5月21日より20台限定で受注が開始されている。
JLR(ジャガー・ランドローバー)のアライアンスを活かし、ランドローバーの『ディスカバリースポーツ』、レンジローバーの『イヴォーク』などと車体構成を共有して生まれたジャガーのコンパクトSUVが、ブランド初のPHEV搭載車となって日本上陸を果たした。
2021年モデルへと刷新され、ジャガー初となる最新のアーキテクチャー“PTA(プレミアム・トランスバース・アーキテクチャー)”を採用するなど大きく機能向上を果たした現行モデルは、最新の電動パワートレイン技術に対応するよう設計されている。
そのスペックを存分に活用し、同モデルには1.5リッター直列3気筒INGENIUMガソリン・エンジン(最大出力147kW/200PS)とエレクトリック・リヤ・アクセルドライブ(最高出力80kW/109PS)を組み合わせた先進の“P300e PHEV”パワートレインを搭載した。
前述のとおりエンジンとモーターを合わせたシステム最高出力は227kW/309PS、最大トルクで540Nmを発生し、0-100km/h加速は6.5秒、最高速度は216km/hという高いパフォーマンスを有する。
床下に配置されたリチウムイオンバッテリー容量は15kWhとなり、200Vの普通充電に対応。自宅や公共施設、商業施設などで充電することが可能となっている。
この充電ソケットは洗練されたエクステリアデザインを損なわぬよう、ボディ左後方部にレイアウトされ、スポーティさを際立たせるブルーファイヤーブルーのエクステリアカラーに、サテンダークグレイの20インチホイールが合わさる。