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クルマ ニュース

投稿日: 2021.06.30 14:15
更新日: 2021.06.30 14:24

フェラーリ特別記念車『F8トリビュート ALLEGGERITA CARBONIO 35.6』を発表。テーマは“広島”

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クルマ | フェラーリ特別記念車『F8トリビュート ALLEGGERITA CARBONIO 35.6』を発表。テーマは“広島”

 フェラーリ・ジャパンは2021年6月29日、中国四国エリア唯一のフェラーリ正規ディーラー『M-Auto Italia』の20周年記念特別テーラーメイドモデル『フェラーリF8トリビュート ALLEGGERITA CARBONIO 35.6』を発表した。

 今回の特別モデルは2台のみが製作された限定車。デザインはM-Auto ItaliaがフェラーリS.p.Aに依頼し、フェラーリのデザイン最高責任者であるフラビオ・マンゾーニ氏が率いるプロジェクトチームが手がけている。
  
 マンゾーニ氏はこのプロジェクトにおいて、M-Auto Italiaが本拠する広島の歴史や伝統、地域性に着目。これらの要素を3つのデザインテーマ『瀬戸内海の青』『シトラスイエロー』『毛利元就』に集約し、ユニークな異なるふたつのエクステリアカラーで、この特別モデルを表現している。

 1台目のボディカラーは白を基調にブルーパールを散りばめた『Bianco Hiroshima』で、瀬戸内の水面に降り注ぐ太陽光の煌めきを表現。2台目は、鍛造された鏃(やじり)を想起させるマットグレーの『Grigio Hiroshima』だ。この2台の特別モデルでは、インテリアカラーはどちらもシトラスイエローがセレクトされている。
 
 また、両モデルとも安芸(現在の広島県)の名将、毛利元就が遺した三子教訓状に由来する伝説『3本の矢』をイメージした特別なリバリーがサイドに施された。

 2台だけのこの記念モデルのネーミングは、可能な限りのカーボンパーツを随所に施し、スタンダードモデルより35.6kgの軽量化に成功したことに由来。デディケーションプレートとキッキングプレートには、イタリア語で35.6kg軽量を意味する『ALLEGGERITA CARBONIO 35.6』のロゴが刻印された。また、エンジンルームには、マンゾーニ氏の直筆のサインが記されている。

F8 トリビュートALLEGGERITA CARBONIO 35.6のインパネまわり
F8 トリビュートALLEGGERITA CARBONIO 35.6のインパネまわり
F8 トリビュートALLEGGERITA CARBONIO 35.6のインテリアのシート
F8 トリビュートALLEGGERITA CARBONIO 35.6のインテリアのシート
キッキングプレートにはイタリア語で35.6kg軽量を意味する「ALLEGGERITA CARBONIO 35.6」が刻印される
キッキングプレートにはイタリア語で35.6kg軽量を意味する『ALLEGGERITA CARBONIO 35.6』が刻印される。
フェラーリ特別記念車『F8トリビュート ALLEGGERITA CARBONIO 35.6』を発表。
フェラーリ特別記念車『F8トリビュート ALLEGGERITA CARBONIO 35.6』を発表。
フェラーリF8トリビュート“ALLEGGERITA CARBONIO 35.6”のサイドビュー
フェラーリF8トリビュート“ALLEGGERITA CARBONIO 35.6”のサイドビュー
F8トリビュート ALLEGGERITA CARBONIO 35.6のボディカラーは白を基調としてブルーパールを散りばめた「Bianco Hiroshima」
F8トリビュート ALLEGGERITA CARBONIO 35.6のボディカラーは白を基調としてブルーパールを散りばめた「Bianco Hiroshima」
もう1台は鍛造された鏃(やじり)を想起するマットグレー「Grigio Hiroshima」
もう1台は鍛造された鏃(やじり)を想起するマットグレー「Grigio Hiroshima」


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