ジャガー初のパフォーマンスSUVとして今も進化を続ける『F-PACE』に、高能車両の開発を手掛ける特別部門、スペシャル・ビークル・オペレーションズ（SVO）によるプレミアムカラーを採用した特別仕様車『F-PACE SVR BRG LAUNCH EDITION（F-PACE SVR BRGローンチ・エディション）』が登場。日本導入は限定7台となり、7月1日より受注が開始されている。
ジャガーとランドローバー両社の高性能モデル、車両カスタマイズ製品、少量生産限定モデルの製作を幅広く担当しているスペシャル・ビークル・オペレーションズ（SVO）は、ブランドのイメージを伝える車両、特注品、伝統的製品を数多く製作する特別部門だ。
ニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”で、当時の4ドア量産車最速記録を樹立した『XE SV プロジェクト8』を仕立て、600PS／700Nmを発生する5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド・エンジンを搭載したサルーンを世に送り出すなど、これまでも印象的なモデルを手掛けてきた。
そんな彼らの手による特別仕様車『F-PACE SVR BRGローンチ・エディション』は、2021年モデルでさらなる進化を遂げた『F-PACE』のハイパフォーマンスグレード“SVR”をベースに選択。そのボディには、SVOによる最先端の塗装技術を用いた「SVプレミアムパレット」のブリティッシュレーシンググリーン（サテンマットフィニッシュ）を採用した。
このエクステリアカラーは、ジャガーを象徴するブリティッシュレーシンググリーンを基準に、光沢を抑えたサテンマットフィニッシュを施して落ち着きを持たせたもの。さらに同車の精悍な印象を際立たせるカーボンファイバーミラーカバーキットも特別装備している。
一方のインテリアでは、ライトオイスターのセミアニリンレザーパフォーマンスシートとカーボンファイバートリムを採用して高級感ある空間を演出。運転席・助手席・後席左右の乗員がそれぞれ好みの設定に調整できる4ゾーンクライメートコントロールや、空気イオン化テクノロジー（PM2.5フィルター付）など最先端の機能装備も搭載した。
さらに、MERIDIAN（メリディアン）サラウンドサウンドシステム、データプラン付きのWi-Fi接続、ワイヤレスデバイスチャージング、アクティビティキー、パークアシストといった快適性と利便性を高める装備も多数採用されている。
先のイヤーチェンジで進化した5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド・ガソリンは、最高出力550PS、最大トルク700Nmを発生。0-100km／h加速4.0秒、最高速度は286km／hという最強グレードの名に恥じない性能を誇る。
足元にはグロスブラックフィニッシュ＆サテンテクニカルグレーインサート仕上げの22インチ鍛造“スタイル5117”5スプリットスポークを装着し、シグネチャーDRL付ピクセルLEDヘッドライトやスライディングパノラミックルーフも装備するこの特別仕様車は、前述のとおり国内7台限定導入で、価格が1669万円（税込）となっている。
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