レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

クルマ ニュース

投稿日: 2021.07.08 17:49
更新日: 2021.07.08 17:58

ランボルギーニ最後のNA V12エンジン搭載車『アヴェンタドール LP780-4 Ultimae』が限定発売

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


クルマ | ランボルギーニ最後のNA V12エンジン搭載車『アヴェンタドール LP780-4 Ultimae』が限定発売

 ランボルギーニは7月7日、自然吸気V12エンジンを搭載するスーパーカー『ランボルギーニ・アヴェンタドール』のファイナルプロダクションを記念した限定モデル『アヴェンタドール LP 780-4 Ultimae』を発表した。

 過去にニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”で量産車最速タイムを記録したアヴェンタドールSVJの圧倒的パフォーマンスと、アヴェンタドールSのドライビングダイナミクス、アヴェンタドールの洗練されたエレガンスな要素、これらがひとつに凝縮されたフィナーレモデルはクーペとロードスターの2タイプが用意され、前者が350台、後者は250台が限定販売される。

 イタリアのスーパーカーブランドが送り出す最後の自然吸気V12エンジンモデルに搭載されるパワーユニットは、“LP 780-4”という車名が示すとおり780hp(約790PS)の最大出力を発揮し、そのパワーをフルタイム4WDによって路面に伝達する。

 6.5リットルNAエンジンが放つパワーはアヴェンタドールSVJを10hp上回り、最大トルクは720Nm/6750rpmをマークする。ボディにはカーボンファイバーモノコックが用いられる他、広範囲にわたって軽量かつ高剛性なカーボンファイバーが使用されることで車両乾燥重量は1550kgに抑えられた。

 これらの軽量化とランボルギーニ7速ISRトランスミッションを採用することで、アヴェンタドール LP 780-4 Ultimaeは0-100km/加速2.8秒、0-200km/h加速8.7秒、最高時速355km(クーペ)という驚くべき動力性能を手に入れている。なお、装着されるカーボンセラミックブレーキによる時速100kmから完全停止までの制動距離はわずか30mだ。

 また、ドライビングにおいてはアヴェンタドールSで導入された4WSを採用し、横方向の制御を最適化。前輪のランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)と後輪のアクティブ・リヤホイール・ステリングを連携させることで優れたコーナーリング性能を実現した。

 エアロダイナミクスでは、空力効率とエンジンおよびラジエーターの冷却効率が向上した。アクティブ・エアロ・システムを採用するリヤウイングには「閉」「最大パフォーマンス」「最大ハンドリング」の3ポジションが用意され、走行スピードとドライブモードに応じて車両全体のバランスが最適化される。

 1台ずつナンバリングが行われるクーペとロードスターの各モデルのボディカラーは、スタンダードとして18色が用意された。しかしAd Personamでは300色以上のオプションが設定され、自分だけの特別な1台を創り出すことも可能だ。

6.5リットルV12自然吸気エンジンは780hp(約790PS)を発揮する
6.5リットルV12自然吸気エンジンは780hp(約790PS)を発揮する
限定350台が販売されるランボルギーニ・アヴェンタドール LP 780-4(ロードスター)
限定350台が販売されるランボルギーニ・アヴェンタドール LP 780-4 Ultimae(ロードスター)

■次のページへ:実車は7月8日からイギリスで始まるFoSで初披露


関連のニュース