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クルマ ニュース

投稿日: 2021.11.25 12:04
更新日: 2021.11.25 16:59

スバル、新型『WRX S4』日本仕様を発表。新開発の2.4L直噴ターボエンジン搭載

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クルマ | スバル、新型『WRX S4』日本仕様を発表。新開発の2.4L直噴ターボエンジン搭載

 スバルは11月25日、すでに北米仕様が公開されている新型スポーツセダン『WRX S4』の日本仕様を発表した。既報のとおり、このニューモデルには従来よりも排気量が400cc大きな新開発の2.4リットル直噴ターボ“DIT”エンジンが搭載されている。

 低速域から力強いトルクを発生させ、力強い加速をもたらすとともに、高回転域ではトルクの落ち込みを抑えることで途切れない加速感も実現したこの新型水平対向エンジンには、従来のスポーツ・リニアトロニックからレシオカバレージを拡大し、加速性能が高められたスバル・パフォーマンス・トランスミッションが組み合わされる。

 エンジンとのきめ細かな協調制御を実現する新採用のトランスミッションは、新たに開発された変速制御によって滑らかな加速とリニアなレスポンスを可能にした。また、8速マニュアルモードの採用により、ドライバーにクルマを操る愉しさを提供する。

 STIを冠するふたつのスポーツグレードに搭載されるドライブモードセレクトは、スポーツカーの走りから高級車のような乗り心地の走りまで、スイッチひとつで切り替えることを可能とし、パワーユニットだけでなくAWDシステムや電子制御ダンパー、パワーステアリング、アイサイトの追従加速度、エアコンに至るまでさまざまなデバイスを緻密に制御し、クルマのキャラクターを大きく変化させる。

 クルマの構造的な部分では、スバル・グローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造を採用。これにより総合安全性能のレベルを引き上げるとともに、ドライバーの意思に忠実なハンドリングや、快適な乗り心地を提供することを可能とした。

 エクステリアは、立体的で彫りの深い造形やワイド&ローが強調されたフロントバンパーをはじめ、力強く張り出したフェンダーや勢いのあるキャラクターライン、スポーツサイドガーニッシュによって躍動する走りを表現。

 スバル共通のデザインフィロソフィーである“DYNAMIC×SOLID(ダイナミック×ソリッド)”をさらに進化させた“BOLDER(ボルダー)”を新型WRX S4のキャラクターに適応させ、“アグレッシブ”というデザインコンセプトのもと、「一目で走りへの期待を駆り立て、あらゆるシーンでパフォーマンスを感じられる」デザインとなっている。

 北米仕様の登場時から注目を集めた、ボディ下部のスポーツサイドガーニッシュは、空気の流れを整えるヘキサゴン空力テクスチャーだ。これは表面の凹凸が大きな空気の渦の発生を防ぎ、操縦安定性の向上に寄与するという。

新開発の2.4リットルBOXER 直噴ターボ “DIT”
新開発の2.4リットルBOXER 直噴ターボ “DIT”
新型WRX S4に搭載されるスバルパフォーマンストランスミッション
新型WRX S4に搭載されるスバルパフォーマンストランスミッション
新型スバルWRX S4の空力イメージ
新型スバルWRX S4の空力イメージ

■価格は400万4000円から


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