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クルマ ニュース

投稿日: 2021.12.09 07:48
更新日: 2021.12.08 20:11

マセラティ、2リッター4気筒48V電装系採用のSUV『レヴァンテ・ハイブリッド』を導入

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クルマ | マセラティ、2リッター4気筒48V電装系採用のSUV『レヴァンテ・ハイブリッド』を導入

 トライデント(三叉槍)をブランドの象徴とするイタリアが誇る名門マセラティは、先の上海モーターショー2021でワールドプレミアされたブランド初のハイブリッドSUVモデル『レヴァンテ・ハイブリッド』の日本導入を発表。『ギブリ』に続く電動化第2弾モデルとして“より速く。より地球に優しく。唯一無二”をスローガンに、12月6日より発売開始となっている。

 誕生の地ボローニャを代表するネプチューン像の噴水や、創業者3兄弟の結束を示す三叉の銛(もり)をモチーフとした“トライデント”に象徴されるハイエンド・スポーツカー・ブランドは、同社初のSUV『レヴァンテ』の導入を皮切りに、ここ近年は新世代ラインアップへの移行を進めてきた。

 さらに今後の展開として小型SUVの『グレカーレ』登場が予定されており、世界的人気のSUVラインアップ拡充の方針を強めているが、同時にスーパースポーツの『MC20』では、その心臓部に「標準生産車のパワーユニットとして初めてF1由来のテクノロジーを採用」し、ジェットイグニッションを用いた点火燃焼方式を採用するなど攻めのプロダクト展開が続いている。

 その一環として上陸した今回の『レヴァンテ・ハイブリッド』は、先行する『ギブリ・ハイブリッド』同様に“eBooster+48V BSGマイルドハイブリッド”の名称を持つ、直列4気筒2リッターエンジンと48Vのハイブリッドシステムを搭載。電動スーパーチャージャーとターボの過給がシームレスに協調し、最高出力330PS/5750rpm、最大トルク450Nm/2250rpmのアウトプットを誇る。

 またこちらも『ギブリ・ハイブリッド』と同じく運動性能追求にも執念を燃やし、従来の6気筒エンジン搭載車(ディーゼル車、ガソリン車)と比較して2280kgと車重が軽く、電動系のバッテリーをリヤに配置したことで車両の前後重量バランスを最適化。燃焼効率を高めながらスピードと敏捷性も向上させるなど、マセラティならではのドライビングプレジャーとラグジュアリーを両立させている。

 エクステリアではハイブリッドモデルを象徴するブルーのアクセントを採用し、3連のサイドエアダクト、ブレーキキャリパー、Cピラーのロゴをブルーで表現。一方のインテリアも、シートの刺繍で同じブルーの色調が選択可能となっている。

 ZF製の8段ATを搭載するのも『ギブリ』と同様ながら、リヤ駆動ではなくセルフロッキング機構付きの機械式LSDを備えた4輪駆動とし、価格は1134万円(税込)となっている。

マセラティ初のSUV『レヴァンテ』の導入を皮切りに、今後は小型SUVの『グレカーレ』登場も予定されている
eBooster+48V BSGマイルドハイブリッドの名称を持つ、直列4気筒2リッターエンジンと48Vのハイブリッドシステムを搭載

ZF製の8段ATを搭載するのも『ギブリ』と同様ながら、リヤ駆動ではなくセルフロッキング機構付きの機械式LSDを備えた4輪駆動を採用
ハイブリッドモデルを象徴するブルーのアクセントを採用し、シートの刺繍で同じブルーの色調が選択可能となっている

マセラティ コールセンター:0120-965-120


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