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クルマ ニュース

投稿日: 2022.03.23 17:03
更新日: 2022.03.23 17:08

ボルボ、電動『C40リチャージ』に前輪駆動シングルモーターのエントリーモデルを追加設定

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クルマ | ボルボ、電動『C40リチャージ』に前輪駆動シングルモーターのエントリーモデルを追加設定

 ライバルメーカーに先んじて、フル電動ラインアップの拡充と「電気自動車メーカー」への変貌を急ぐボルボは、その先鋒たる『C40 Recharge(C40リチャージ)』に新たなラインアップを追加設定。シングルモーターの前輪駆動モデルとして600万円を切る価格を実現した『C40リチャージ・プラス・シングルモーター』を加え、BEVのエントリーモデルとして間口を広げると同時に、ツインモーターモデルにはインテリア仕様を追加して装備設定を見直し、新価格を適用した上で4月21日よりオンラインストアでの予約注文を開始する。

 2030年までに新車販売の100%を電気自動車にすることを目標としているボルボが、2021年に初めて日本国内で発売を開始した電気自動車『C40リチャージ』は、クーペとSUVが融合したスタイリッシュなクロスオーバーのデザインや、完全なレザー(本革)フリーのインテリア、リサイクル素材の積極的な採用を特徴とした、新たなボルボ像を提示するモデルとなる。

 その日本導入を記念し、デビュー時には100台限定のサブスクリプション・キャンペーンを実施したところ、販売予定台数の約6倍を超える受注申し込みを獲得するなど、大きな注目を集めてきた。

 しかしこの3月11日には世界的な半導体不足に伴い、2022年第11週生産分より標準装備のピクセルLEDヘッドライト(フル・アクティブ・ハイビーム付)やLEDフロント・フォグライト(コーナリング・ライト機能付)を、それぞれLEDヘッドライトとLEDフロント・フォグライトに変更し、新価格を適用していたが、その1週間後にはラインアップを拡充する新たな追加グレードが投入された。

 今回導入された前輪駆動のシングルモーターモデル『C40リチャージ・プラス・シングルモーター』は、容量69kWの駆動用リチウムイオンバッテリーによって前輪に設置された最高出力231PS、最大トルク330Nmのモーターを駆動し、EV走行距離は434kmをマーク(欧州参考値)する。

 これにより、従来からの全輪駆動ツインモーターモデル(408PS/660Nm)は、その名称を『C40リチャージ・アルティメット・ツインモーター・』へと変更し、装備見直しの一環として標準としていたピクセルLEDヘッドライトをオプション装備とした。

 また、ツインモーターモデルでは新たにオレフォス社製クリスタル・シフトノブが装着される“テイラードウールブレンドシート”の内装仕様がオプションとして追加設定されるとともに、C40リチャージ全車のルーフピラーとルーフスポイラーはボディカラーとの同色化が図られるとともに、新たにオニキスブラックメタリックのカラーが追加されている。

 双方のモデルともに、前述のとおり4月21日よりオンラインストアでの予約注文が開始され、価格はC40リチャージ・アルティメット・ツインモーターが699万円(税込)、新登場のC40リチャージ・プラス・シングルモーターが599万円(税込)に。ユーザーへの本格デリバリーは2022年秋頃を予定している。

ボルボC40リチャージ車両情報:https://www.volvocars.com/jp/v/cars/c40-electric

完全なレザー(本革)フリーのインテリアや、リサイクル素材の積極的な採用が特徴に
ツインモーターモデルには“テイラードウールブレンドシート”の内装仕様がオプションとして追加設定
同じく“テイラードウールブレンドシート”仕様ではオレフォス社製クリスタル・シフトノブが装着される


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