メルセデス・ベンツは3月21日付で、英国スケートボード＆ストリートウェアブランドのパレス・スケートボードとコラボレーションしたモデルで、世界限定1台という希少な特別仕様車『メルセデスAMG G63 パレス・エディション』を発表。3月22日より東京・六本木にあるブランド情報発信拠点『メルセデス ミー 東京』にて一般公開するとともに、車両購入権を4月12日までのオークションに出品・販売することをアナウンスした。
また、今回のコラボレーションで第2弾となったパレス・スケートボードとの協力関係により、同ブランドの旗艦店があるロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、東京（こちらが今回のG63特別仕様車）の4都市からインスパイアされたアートカーも披露している。
2021年のニュルブルクリンク24時間レースの現場にて、第1弾となる“カプセルコレクション”のAMG GT3を共同デザインした両社は、今回はサーキットを離れてストリートや大都市のライフスタイルに焦点を合わせた、新しいテーマを強調するコレクション第2弾を発表した。
そのデザイン製作に際し、パレス・スケートボードの創設者であるレヴ・タンジュ氏とデザインチームは、旗艦店が立地するロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、そして東京の世界4大主要都市が醸し出す雰囲気からヒントを得て、新コレクションを彩る23のアイテムを発表。その新コレクション発売を記念して、アートカーへ変身したメルセデスAMGの4モデルが公開された。
そのうち東京をモチーフとした『メルセデスAMG G63 パレス・エディション』は“Space Horse Tokyo（スペースホース東京）”をテーマに、ボディサイドには宇宙空間を疾走する馬が描かれ、日本で人気が高いファンタジーの文化がイメージされたという。ボディは全車とも色合いが変化して見える7層フェードペイント仕上げとなり、こちらも全モデル共通デザインとして、AMGのエンブレムとPALACEのロゴをボディ全体にちりばめている。
インテリアでもパレス・スケートボードのコレクションを連想させるクールな美意識が貫かれ、シートやドアセンターパネルの専用の特別色や、個性的なデザインのフロアマットにヘッドレスト、ハンドレスト（ロゴをエンボス加工）を採用。さらにドアを開けた際に、コラボレーションロゴを地面に投影するLEDブランドロゴプロジェクターライトなど数多くのディテールを採用した。
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