ジャガーの新世代パフォーマンスSUVとしてデビューし、大規模なランニングチェンジを経て熟成の進む『F-PACE』が2023年モデルに刷新され、ダイナミックなエクステリアを際立たせる“R-DYNAMIC BLACK”や、高性能版“SVR”を含め全10グレード構成に。クリーンな室内環境を提供する『空気清浄システムプラス』の標準化や、新たなホイールラインアップの追加など装備も見直しを受け、4月13日より受注開始となっている。
誕生5年目を迎えた2021年にエクステリアとインテリアのデザイン刷新に加え、最新のパワートレインを追加する進化を遂げた『F-PACE』は、従来型より10mmスリム化したプレミアム“ダブルJグラフィック”のLEDヘッドライトに加え、リヤにはブランド初のBEVとなる『I-PACE』から採用した、サーキットのシケインをイメージしたグラフィックのLEDテールライトを装備するなど、よりダイナミックで力強い印象に仕上げられた。
その『F-PACE』がイヤーチェンジを受けて各種装備やオプションも見直され、全グレードにクリーンな室内環境を提供する『空気清浄システムプラス』を標準化。車内の二酸化炭素濃度を測定し、外気導入を自動的に行うことで車内の空気のバランスを保つCO2センサーと、空調システムのファンや循環機能をリモートで行い車内の空気を新鮮な状態にするエアパージ（空気清浄）機能を装備し、クリーンな室内環境が提供される。
さらに“R-DYNAMIC SE”グレードではメリディアンサウンドシステムを、さらに上級の“R-DYNAMIC HSE”ではヒーターマッサージ機能が付いた16ウェイ電動フロントシートも標準装備に。また、足元ではホイールラインアップも見直し、19インチ“スタイル5037”アロイホイール（グロススパークルシルバーフィニッシュ）と、21インチ“スタイル5105”アロイホイール（グロスブラックフィニッシュ）を新たに追加している。
パワートレインは、引き続き最新のマイルド・ハイブリッド・テクノロジー（MHEV）を採用した最高出力204PS、最大トルク430Nmを発生する2.0リッター直列4気筒INGENIUM（インジニウム）ディーゼルを筆頭に、同2.0リッター直列4気筒インジニウムガソリン直噴ターボ（P250：最高出力250PS／最大トルク365Nm）と、最高峰“SVR”用の5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド・ガソリン・エンジン（P550：最高出力550PS／最大トルク700Nm）の3種類が用意される。
そのほか、グロスブラック、サテンブラックインサートのカラーを採用した22インチ“スタイル1020”アロイホイールや、コンフィギュラブル＆アダプティブダイナミクスとブラックエクステリアパックを備えた“プレミアムブラックパックオプション”も一部グレードに導入。エクステリアカラーは全13色展開で、価格は759万〜1430万円（消費税込み）となっている。
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