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クルマ ニュース

投稿日: 2022.05.12 16:55
更新日: 2022.05.12 16:57

3代目『レンジローバー・スポーツ』がワールドプレミア。ジェシカ・ホーキンスがスタントを披露

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クルマ | 3代目『レンジローバー・スポーツ』がワールドプレミア。ジェシカ・ホーキンスがスタントを披露

 ティーザー画像公開とともに、本国5月10日のお披露目がカウントダウンされていた新型『RANGE ROVER SPORT(レンジローバー・スポーツ)』がワールドプレミア。歴代で最も先進的なシャシーテクノロジーを採用しつつ、張りのあるサーフェイスや筋肉質なプロポーションを強調する新たなデザインをまとって登場。発表イベントではおなじみとなった挑戦として、ジェームズ・ボンド映画のスタントドライバー、ジェシカ・ホーキンスがステアリングを握り、激流のダムの放水路を駆け上るという前代未聞のチャレンジも公開された。

 先代モデルでも、そのグリップやトラクション、パフォーマンスや安定性を披露する機会として、このレンジローバー・スポーツはパイクスピーク・ヒルクライムのSUV新記録樹立や“EMPTY QUARTER”と称されるアラビア半島の砂漠地帯初横断、そして2018年には中国・湖南省の天門山にある「天国への扉」へと続く999段もの急階段の初走破など、さまざまなチャレンジを達成してきた。

 今回、3代目が挑んだのは毎分750トンの水が勢いよく流れる、世界最大級のカウランユーカルダムの放水路を踏破するというもので、仮にトラクションを損えば、ダム放水路の麓から谷底まで90mも落下する危険を伴うチャレンジとなった。

 そのドライビングシートを任されたのは、女性限定シングルシーター選手権のWシリーズやBTCCイギリス・ツーリングカー選手権にも参戦し、2022年は初挑戦のTCR UK開幕戦で勝利も飾ったホーキンスで、水のあふれる川床や長く急勾配が続くダムのトンネルと、40度もの傾斜のある岩壁を走り切り、新型レンジローバー・スポーツは、トラクションとドライバーの信頼性が試される究極のコースを見事に走破してみせた。

「谷側から見る放水路の勢いはものすごく、手に汗握る迫力だった。もしもの場合は斜面の下に90mの落差が待っていると分かっていながらの走行は、これまで成し遂げたことのない最もチャレンジングなドライブになった」と語ったホーキンス。

「でも新型レンジローバー・スポーツは急勾配と急流をものともせず、いとも簡単にこのステージを走破した。そのトラクション、安定感、そしてコマンドポジションからの圧倒的な視界は、私に大きな自信を与えてくれたわ。とても楽しいチャレンジだった」

 その新型レンジローバー・スポーツは、あらゆるパワートレインに対応するランドローバー先進のアーキテクチャー“MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)”を採用。パワートレインには3.0リッター直列6気筒ガソリンと電動モーターを組み合わせたPHEVをラインアップし、モーターでの航続距離は最大113km(70マイル)を誇る。

3代目が挑んだのは、毎分750トンの水が勢いよく流れる、世界最大級のカウランユーカルダム放水路の踏破
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この挑戦では、ジェームズ・ボンド映画のスタントドライバーも務めるジェシカ・ホーキンスがステアリングを握った
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筋肉質なスタンスと張りのあるサーフェイスで「余計なものを削ぎ落す」デザインアプローチを採用
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