ラグジュアリーSUVのセグメントで世界的ヒット作となった『ベントレー・ベンテイガ』に、ホイールベースを180mm延長し、完全新設計の4+1シートなども用意される世界初のシートテクノロジーを採用した伝統の名称を持つモデル『エクステンデッドホイールベース(EWB)』が登場。世界初となるオートクライメートシステムや、新設計の後輪操舵などを装備し『ベンテイガV8』に匹敵するドライビングダイナミクスを実現している。
ベントレーの新たな超高級フラッグシップとして位置づけられ、同モデルで5機種目となる新型グランドツーリングSUVは、あの『ミュルザンヌ』の後継として最高のリヤキャビン、期待される“エフォートレス”なパフォーマンス、そして卓越したクラフトマンシップに無限のパーソナライゼーションを兼ね備えたという。
2015年の登場以来、ベントレーのベストセラーモデルとして君臨する『ベンテイガ』は、世界販売の3分の1強を担う主力モデルへと成長。その第2世代モデルをベースとした“EWB”は、ホワイトボディのアンダーフロア、サイドパネル、ドア、ルーフなどに変更を加え、ベンテイガのボディラインとプロポーションが醸し出す独特のスタイルと存在感を損なわないようにしつつ、ホイールベースを2995mmから3175mmに延長、全長を5322mmとした。
これにより拡大されたリヤキャビンスペースは、競合するどのラグジュアリーカーよりも広く、リヤシートにはオートクライメートシステムと高度な姿勢調整システムを装備し、極上の移動体験がもたらされる。
新登場の“ベントレーエアラインシートスペシフィケーション”では、22通りのシート調整のほか、世界初となるオートクライメートシステムと姿勢調整システムも利用可能に。ポジションを『リラックス』モードにすると40度までリクライニングでき、それと同時に助手席がモーター駆動で前方に移動し、助手席後部から美しいレザーのフットレストが展開。一方『ビジネス』モードにすると、リヤシートがいっぱいまで起き上がり、移動中も快適に仕事をこなせるオフィスとなる。
さらにオートクライメートシステムは、乗員の体温と表面湿度を検知し、ヒーターかベンチレーター、またはその両方を作動させ、乗員が快適と感じる温度を保ち、姿勢調整システムはシート表面全体の圧力を測定し、乗員の着座位置と圧力ポイントを自動的に微調整する。このシステムには独立した6つの圧力ゾーンがあり、3時間単位で177箇所の圧力を個別に変化させることで快適性を向上させ、移動中の疲労を最小限に抑えるという。