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クルマ ニュース

投稿日: 2022.05.24 07:20
更新日: 2023.03.14 10:25

ボルボ“2番目のBEV”は既存のベストセラーがベース、最小SUV『XC40リチャージ』登場

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クルマ | ボルボ“2番目のBEV”は既存のベストセラーがベース、最小SUV『XC40リチャージ』登場

 日本におけるボルボのベストセラーとして、ブランドのボトムラインを担ってきたコンパクトSUV『XC40』をベースに、史上初のBEVとして誕生した『C40リチャージ』に次ぐ2番目の電気自動車『XC40リチャージ』が登場。ツインモーター仕様とシングルモーター仕様の2モデルを設定し、7月7日よりオンラインでの販売が開始される。

 記念すべき最初のピュアエレクトリック・モデルとして登場した『C40リチャージ』も、同モデルを軸としたクーペ・クロスオーバーのスタイルを採用していたが、今回登場する2番目のBEVも、ベースとなった『XC40』から採用を開始したCMAプラットフォームを軸に、駆動用バッテリー搭載やエンジンの非搭載化に合わせて、フロントセクションやフロア構造をBEV専用設計へと転換している。

 また、エクステリアも新デザインのフロントフェイスやホイールデザインとともに、全車でブラックルーフ仕様とするなどICE(内燃機関)搭載車とは差別化が図られ、上級グレードにオプション設定されるフル・アクティブ・ハイビーム付ピクセルLEDヘッドライトは、内蔵された84個のピクセルLEDを制御し、同時に最大5台の車両に対して遮光が可能に。

 他のドライバーを眩惑させることなく、照射パターンを最適化させて夜間視界を確保し、より安全な運転に寄与するとともに、ステアリング操作に合わせてライトを照射し、進行方向の道路の視界を確保するアクティブベンディング機能も備わっている。

 そのグレード体系はシンプル化され、前後にモーターを搭載し全輪を駆動する高性能ツインモーター(AWD)仕様“XC40リチャージ アルティメット・ツイン・モーター”と、前輪にモーターを搭載し、電気自動車ならではの静かでスムーズなドライブフィールを実現したシングルモーター仕様“XC40リチャージ プラス・シングルモーター”の2グレードを用意。

 ツインモーター仕様では前輪と後輪それぞれにモーターを搭載し、合計最高出力300kW/660Nm を発生するAWD(全輪駆動) パワートレインを採用。搭載する駆動用バッテリー容量は78kWhで、航続距離は欧州WLTPモードで約434kmとしている。

全車でブラックルーフ仕様とするなどICE(内燃機関)搭載車とは差別化が図られた
世界的な販売展開に合わせ、BEVはオンライン専売とし、ボルボWebサイト上に専用サイトを開設

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