そのデビュー以来、世界で高い評価を獲得し、日本でもバックオーダーを抱える人気を博すランドローバーの新型『DEFENDER(ディフェンダー)』のラインアップに、フルサイズの3列シートを備え最大8人でのアドベンチャーを可能にする『ディフェンダー130』が登場。また、この5月に第3世代モデルがワールドプレミアとなった新型『RANGE ROVER SPORT(レンジローバー・スポーツ)』が日本上陸を果たし、発売を記念した特別仕様車“LAUNCH EDITION”を含め、5月25日より受注が開始されている。
偉大なオリジナルの系譜を受け継ぎ、ショートの『90』とロングの『110』が用意されてきた新型ランドローバー・ディフェンダーだが、そうしたファミリー共通の特徴を備えながら、新たに3列8人乗りに仕立てられた『130』は、後部を340mm延長することですべてのシートに広々とした室内空間をもたらすという。
その3列目のためリヤオーバーハングを延長し、ラゲッジスペースも拡大された『130』は、標準のパノラミックガラスルーフに加え、3列目の頭上にふたつ目のサンルーフを装備。それだけのボディ延伸を果たしながら、特徴的なリアデザインを継承するためボートテールスタイルのアップリフトをつけ、オフロードモード設定時で最大28.5°のデパーチャーアングルを確保した。
そのリヤではLEDライト周りのデザインを見直し、新型ディフェンダーのサイドプロファイルの特徴である3本のラインがリアに向かってわずかに上昇するデザインを踏襲。ボディ同色のハードシェルスペアホイールカバー、ナルヴィックブラックのルーフレールを標準装備し、エクスプローラー、アドベンチャー、カントリー、アーバンの各アクセサリーパックも用意される。
さらに『130』限定のエクステリアカラーとしてセドナレッドを採用し、デザインを強調するとともにさらなる深みと洗練さを表現。オプションのエクステンデッドブライトパックでは、ロアーボディパネルをすべてセレスシルバーサテンフィニッシュとし、ボディとのコントラストを強調する。
注目の室内空間では、2列目と3列目が少しずつ高くなるスタジアムシートを採用し、2列目シートを前方にスライドして倒すことで広い乗り込み口を確保。またラゲッジスペース内のボタンで電子制御エアサスペンションを下げ、楽に荷物を積み込むことも可能となっている。