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クルマ ニュース

投稿日: 2022.06.28 06:50
更新日: 2022.06.27 15:03

『フォルクスワーゲン・ポロ』がマイナーチェンジ。新デザイン採用にエンジンや先進安全装備も進化

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クルマ | 『フォルクスワーゲン・ポロ』がマイナーチェンジ。新デザイン採用にエンジンや先進安全装備も進化

 1975年の欧州デビュー以来、主力の『ゴルフ』と並ぶフォルクスワーゲンの中核車種に位置付けられる『Polo(ポロ)』が、マイナーチェンジを実施してエクステリアを刷新するとともに、最新世代の1.0TSIエンジンや上級モデルに採用され先進安全技術(ADAS)を採用するなど、大幅な進化を遂げて上陸。この6月23日より発売開始となっている。

 2018年に登場した現行の6代目も『世界で最も成功したコンパクトカーの1台』という系譜を受け継ぎ、モジュラーシャシーの“MQB”をベースに、そのサイズと使い勝手の良さ、実直で信頼感のあるダイナミクス性能などで人気を博してきた。

 そのコンパクトハッチバックがモデルライフ半ばのマイナーチェンジを受け、デザインを刷新。新たなデザインのフロントバンパーとリヤバンパーにより、力強くスポーティな印象へと進化し、全幅(1750mm)、全高(1450mm)とホイールベース(2550mm)は同一ながら、全長は先代より10~25mm伸びた4085mmとなり、より伸びやかなプロポーションを手にした。

 フロントフェイスでは、ラジエーターグリルと組み合わされるLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT(IQライト)”の採用により、デイタイムランニングライト(DRL)とそれぞれのLEDストリップがヘッドライトの下縁に沿って縁取られることで、ユニークなシグネチャーを形成する。

 また、この2本のLEDストリップのうち上部の長いストリップは、今回初採用となったラジエーターグリルの“LEDクロスバー”と光学的に接続され、新たな表情と洗練された雰囲気を醸し出す。一方のリヤも立体的な新デザインのLEDテールランプを採用し、全体の質感を高めるデザインとなった。

 前期型に続き心臓部に搭載される直列3気筒の1.0TSIエンジンは、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載に加え、ガソリンエンジンPMフィルターの採用により、厳しい環境規制にも準拠した高効率な最新世代のエンジンへと進化。95PS/175Nmのアウトプットに7速DSGを組み合わせることで、市街地から高速道路まで充分な動力性能を発揮するとともに、高い静粛性も実現している。

新たなデザインのフロントバンパーとリヤバンパーにより、力強くスポーティな印象へと進化し、全長は先代より10~25mm伸びた4085mmに
新たなデザインのフロントバンパーとリヤバンパーにより、力強くスポーティな印象へと進化し、全長は先代より10~25mm伸びた4085mmに
全幅(1750mm)、全高(1450mm)とホイールベース(2550mm)は同一ながら、より伸びやかなプロポーションを手にした
全幅(1750mm)、全高(1450mm)とホイールベース(2550mm)は同一ながら、より伸びやかなプロポーションを手にした
9.2インチの大型モニターを搭載した純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”を搭載したほか、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルも採用
9.2インチの大型モニターを搭載した純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”を搭載したほか、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルも採用

 その新型『フォルクスワーゲン・ポロ』には上級モデルに採用されている先進安全装備や快適装備が数多く採用され、同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist(トラベルアシスト)”は、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間及び走行レーンの維持をサポートする。

 さらに前出のIQライトは、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能とする。これにより安全性を向上させるだけでなく、ダイナミックターンインジケーターと合わせて右左折時の被視認性向上にも寄与している。

 これら同車初採用のADASに加え、9.2インチの大型モニターを搭載した純正インフォテイメントシステム“Discover Pro(ディスカバープロ)”を搭載したほか、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルも採用。先進的なインテリア空間により、クラスを超えた高いクオリティを兼ね備えている。

 グレード構成は、従来のTrendlineに代わりLEDヘッドライトなどを標準装備する『Active Basic』と、Comfortlineに代わりデジタルメータークラスターの“Digital Cockpit Pro”などを標準装備する『Active』、そしてHighlineに代わり同一車線内全車速運転支援システムのトラベルアシストやIQライトを標準装備する『Style』を用意。さらにスポーティな専用内外装を身に纏った『R-Line』の4グレードが導入される。

 ボディカラーは新色のヴァイブラントヴァイオレットメタリックのほかに、キングズレッドメタリック(有償オプション)、アスコットグレー、リーフブルーメタリックなど合計7色となり、価格は257万2000〜329万9000円(税込)となっている。

同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”は、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間及び走行レーンの維持をサポートする
同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”は、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間及び走行レーンの維持をサポートする
ボディカラーは新色のヴァイブラントヴァイオレットメタリックの他に、キングズレッドメタリック(有償オプション)、アスコットグレー、リーフブルーメタリックなど合計7色に
ボディカラーは新色のヴァイブラントヴァイオレットメタリックの他に、キングズレッドメタリック(有償オプション)、アスコットグレー、リーフブルーメタリックなど合計7色に
直列3気筒の1.0TSIエンジンは、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載に加え、ガソリンエンジンPMフィルターを採用した
直列3気筒の1.0TSIエンジンは、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載に加え、ガソリンエンジンPMフィルターを採用した

フォルクスワーゲン公式サイト:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/polo.html
フォルクスワーゲン カスタマーセンター:0120-993-199


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