巨大アライアンスの成果として、好調Jeep(ジープ)ブランドを牽引する末弟のプラグイン・ハイブリッド版『Renegade 4xe(レネゲード・フォー・バイ・イー)』に、リサイクル素材で環境に優しくデザインもユニークな専用シートを持つ限定車『Renegade Upland 4xe(レネゲード・アップランド・フォー・バイ・イー)』が登場。7月9日より発売が開始されている。
フィアットとの協業でプラットフォームを『500X』と共有するレネゲードだが、モデルライフ中盤に追加されたプラグイン・ハイブリッドは、ジープ史上最高の燃費性能と、伝統のオフロード性能を高次元で両立したモデルとなっている。
1.3リッターの直列4気筒マルチエア16バルブ・インタークーラー付ターボに、電動モーターを組み合わせた動力源は最長50kmのEV走行が可能となり、充電されたリチウムイオンバッテリー電力を使い切った後も、エンジンとモーターを併用するハイブリッド車として機能するため、長距離ドライブも安心して楽しむことができる。
そうした自然との共存を図る同モデルのコンセプトを、新たな発想で表現した今回の限定車は、カタログモデルの“リミテッド4xe”をベースに、サステナブルかつファッション性に優れた数々の特別装備を採用したモデルに仕立てられた。
インテリアでは、海洋廃棄物からリサイクルされたSEAQUALの専用糸を用いた、エコファブリックシートを採用。マリンスポーツを想起させる専用の装飾やJeepロゴの刺繍によりデザイン性の高いシート(運転席6ウェイ/助手席4ウェイマニュアル調整機構)とし、エアコンの吹き出し口やスピーカーの周囲にはブロンズのアクセントが施され、細部にもこだわったデザインに。
一方のエクステリアも限定車らしい装いとなり、ボディカラーには澄んだ水面をイメージさせる専用色のアズーマッターメタリックを採用し、ルーフはブラック仕上げとしてスポーティな雰囲気を高める。また、エンジンフードには“Upland”専用のデカールがあしらわれ、同デカール上ならびに前席ドアの“Renegade”バッジの下部には「THERE IS ONLY ONE EARTH」と記されたデカールも貼付された。
さらに、ブロンズのアクセントを用いた専用フロントグリルや、グロスブラック仕上げの17インチアルミホイールならびにドアミラーにより、ボディカラーとのコントラストが際立った精悍なエクステリアに仕上げられた。