11月18日、レクサスはラグジュアリークロスオーバーSUVの新型『RX』の発売を開始。次世代のレクサスが目指す走りやデザインを追求して全面刷新を遂げた5代目RXは、新たな四輪駆動力システムやデザインを採用し、走る楽しさを追求したパフォーマンスモデルも導入されている。
レクサスRXは、1998年に北米にてラグジュアリークロスオーバーSUVのパイオニアとして誕生した。2005年の『RX400h』発売では初のHEVモデルを導入し、ラグジュアリー市場における電動化の先駆者として、常に優れた走行性能と環境性能の両立を追求してきた。
1998年の販売当時から2022年9月末時点までの期間で、約95の国と地域で累計約362万台を販売したRXは、レクサスのコアモデルとして、世界中の多くのユーザーに愛されながら進化を遂げてきた。
今回発売される5代目RXのパッケージング面は、クルマの素性を徹底的に鍛え上げ、レクサスならではの乗り味が進化。慣性諸元の優れたパッケージを実現したほか、高い運動性能を実現する“GA-K”プラットフォームとマルチリンク式サスペンションを搭載し、さらに高剛性ボディと軽量化を両立することで走りの面でも改良が施されている。
そんな走る楽しさを追求したパフォーマンスモデルとして、RX500hには“Fスポーツ・パフォーマンス”も導入された。このパフォーマンスモデルには、ドライバーの意図に忠実な走りを支える新たな四輪駆動力システム『DIRECT4』を採用し、リヤに高出力モーター“eAxle”を搭載した新開発ハイブリットシステム『2.4L-T HEV』を搭載する。
さらに走行時の車両姿勢をコントロールするブレーキ車両姿勢制御や、高い取り回し性と高速での安心感を実現する大舵角後輪操舵システム“ダイナミック・リヤ・ステアリング（DRS）”といった技術も投入されるなど、まさに走る楽しさを追求したモデルになっている。
デザインでは、機能的本質や動的性能（パフォーマンス）に根差したプロポーションと独自性が追求され、次世代レクサスの新たな走りを予感させる低重心で踏ん張り感のあるスタイルとされた。レクサスおなじみのスピンドルグリルは、新たなフロントアイデンティティ『スピンドルボディ』に進化を果たしたほか、インテリアでは走りの楽しさをもたらすコックピットや、乗員全員が包み込まれる開放感ある空間も両立している。
この新型RXの発売に、レクサス・インターナショナルのチーフエンジニアである大野貴明氏は「5代目となる今回、レクサスのコアモデルであるからこそ、守りに入らず変革に挑戦という想いの下、走りとデザインを刷新しました。歴代RXが大切にしてきた上質な乗心地と静粛性を大事にしながら、『走って楽しいクルマ、運転していると自然と笑顔になれるクルマ』を目指し、クルマの素性を鍛え上げ、レクサスならではの走りの味を磨いてまいりました」と語った。
走りとデザインの刷新のみならず、レクサス・セーフティ・システム＋やレクサス・チームメイトなどの最新予防安全機能も搭載している新型RX。消費税込みのメーカー希望小売価格はRX350が664～706万円、RX450h+が871万円、RX500h“Fスポーツ・パフォーマンス”が900万円となっている。詳細についてはレクサス公式サイト（https://lexus.jp/models/rx）まで。
