BMWの“X”ライン旗艦として、印象的な上下2分割の“ツイン・サーキュラー&ダブル・ライト”に加え、暗闇で光を放ち存在感を増す“アイコニック・グロー・キドニーグリル”を新たに採用するなど、新規軸を導入した新型『BMW X7(エックスセブン)』が上陸。11月15日より発売開始となっている。
2019年にラインアップの頂点を担う存在として登場したBMW X7が、今回は一部改良版として導入され、内外装の機能を全面的に刷新する大幅な進化を遂げた。
その最大の識別点となるエクステリアは、同じくサルーンのフラッグシップに君臨する『7シリーズ』と同様に、上部にはターンインジケーターを含むLEDデイタイム・ランニングライト、下部にはアダプティブ・マトリックス機能を採用したコーナリングライト機能も併せ持つLEDヘッドライトとし、BMWの象徴でもあるキドニーグリルは暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック・グロー・キドニーグリルとするなど、圧倒的な存在感と威風堂々たる佇まいを放つ姿となった。
また先代同様に6名乗車、もしくは7名乗車仕様が選択可能とし、とくに6名乗車仕様ではすべての乗員のシートを肘掛けのある個別のシートとすることで、疲労を感じないリラックスした長時間のドライブが可能に。
そのインテリアも、他のモデルで先行搭載されてきた12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、ドライバー側に湾曲させた最新のカーブド・ディスプレイを採用。さらにナビゲーション・システムにおいて、目的地をセットした場合、14.9インチのコントロール・ディスプレイにはAR機能により、リアルタイムで前方の映像が映し出され、進行方向を表示する矢印が表示される。
コンソール部ではトランスミッションのシフトレバーを廃止し、BMW特有のiDriveコントローラー回りをすっきりとさせる事で運転席まわりの空間を広くし、モダンな印象が与えられた。