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クルマ ニュース

投稿日: 2022.12.01 17:23
更新日: 2022.12.01 17:24

フィアット、新世代ロゴとデザインを採用した『500X』を導入。脚元も18インチに

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クルマ | フィアット、新世代ロゴとデザインを採用した『500X』を導入。脚元も18インチに

 イタリアの伝統的国民車『500(チンクエチェント)』の兄貴分として、2015年にデビューを果たしたフィアットのコンパクトSUV『Fiat 500X(フィアット・チンクエチェント・エックス)』が、新世代のフロントグリルおよびリヤエンブレムを採用し、装いも新たに登場。11月29日より発売開始となっている。

 フィアット・クライスラー・オートモビル、そして巨大コングロマリットに変貌したステランティスの近代的アライアンスを活用した500Xは、ジープブランドの『レネゲード』などと同様の“スモールワイド4×4アーキテクチャー”と呼ばれるプラットフォームを採用する。

 モデルライフ中の大幅なアップデートにより、現在は1.3リッターの新世代オールアルミ製直列4気筒マルチエアエンジン(151PS/270Nm)に刷新され、駆動方式もFFと6速乾式DCTに一本化されている。

 その同車に実施された今回の仕様変更では、おなじみだったフィアットのロゴが従来の円形フレームからシンプルなシルバーのレタリングに変更され、すでに電気自動車として発売されている『500e』で採用された同じロゴが、他モデルでも初採用されることとなった。

 この新ロゴは、過度なグラフィックを抑え、1900年代初頭に初めて導入されたエンブレムの細長い文字が、最新のトレンドであるシンプルでミニマリスティックなデザイン潮流と合致し復刻したもの。

 グレード展開は引き続き“クロス”と“スポーツ”の2種類が用意され、前者ではドアミラーカバーをボディ同色からブラックに変更し、脚元のホイールを17インチから18インチにサイズアップすることで、より精悍な印象が与えられた。

おなじみだったフィアットのロゴが従来の円形フレームからシンプルなシルバーのレタリングに変更された
おなじみだったフィアットのロゴが従来の円形フレームからシンプルなシルバーのレタリングに変更された

 一方の後者の“スポーツ”は、引き続きホイールアーチのクラッディングをカラードとすることで、19インチホイールと併せてよりスポーティな装いに仕上げられたうえ、今回の変更で自動防眩ミラーを標準装備化して利便性も向上させている。

 両モデルともにオーディオの操作や電話の受話をはじめ多くの機能が手元で操作可能なレザーステアリングホイールを採用。視認性に優れた3.5インチカラーTFT液晶を採用したメータークラスターや、マット&ダークグレー仕上げのインストルメントパネルなど上質感を漂わせる仕立てに。

 さらに前席シートヒーター、デュアルゾーン式フルオートエアコン、アダプティブクルーズコントロール、Apple CarPlayやAndroid Auto対応の7インチタッチパネルモニター付のオーディオプレイヤーなど、充実の快適装備を持つ。

 そして最新モデルとして気になる安全運転支援機能(ADAS)類も、クラッシュミティゲーション付きの前面衝突警告と自動ブレーキを筆頭に、走行中に車線から逸脱しそうな場面でドライバーに注意を促すレーンディパーチャーウォーニングや、ミラーの死角にある車両の存在を知らせるブラインドスポットモニター、後退時に左右方向から接近する車両の存在を警告するリヤクロスパスディテクションにリヤパーキングカメラなど、数多くの機能を備えている。

 ボディカラーは“クロス”にジェラート・ホワイト、パッション・レッドの2種類のソリッドカラーを標準設定し、オプションでメタリックカラーのファッション・グレーを用意。同じく“スポーツ”ではその3色に加えてメタリックカラーのイタリアブルーがオプション設定され、価格は418〜423万円(税込)となっている。詳細はフィアットの公式サイト(https://www.fiat-auto.co.jp/500x/)まで。

両モデルともにオーディオの操作や電話の受話をはじめ多くの機能が手元で操作可能なレザーステアリングホイールを採用する
両モデルともにオーディオの操作や電話の受話をはじめ多くの機能が手元で操作可能なレザーステアリングホイールを採用する


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