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クルマ ニュース

投稿日: 2022.12.06 18:35
更新日: 2022.12.06 18:36

電気自動車世界最多量販の巨人BYDが日本上陸。最新モデル『ATTO 3』が2023年1月末より発売開始

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クルマ | 電気自動車世界最多量販の巨人BYDが日本上陸。最新モデル『ATTO 3』が2023年1月末より発売開始

 バッテリーメーカーとして創業し、モーターやコントローラーなど電気自動車のコアとなる技術を自社開発する中国の巨人BYDが、本格的な日本進出と乗用車発売に伴いBYD Auto Japanを設立。その日本上陸第1弾として、グローバルでは先行して2022年2月に発売開始以降、オーストラリアやタイなどのアジア太平洋地域でも販売され累計14万3000台を売り上げたe-SUVの最新モデル『ATTO 3(アットスリー)』を、来年2023年1月31日より正式に発売する。

 1995年に中国・深圳で創業し、ITエレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティの4つの領域で事業を展開するBYDは、世界70超の国と地域、400超の都市に電気自動車を展開し、中国国内では9年連続でNEV販売台数第1位に。さらに2022年1~10月には約140万台の電気自動車を販売し、電気自動車販売台数世界No.1となっている。

 その日本法人であるBYD Auto Japanが導入を決めたミドルサイズe-SUV『ATTO 3』は、欧州ではドイツやフランスなどを含む9カ国での販売も決定しており、Euro NCAPの安全性評価で最高評価の5つ星を獲得するなど、高い安全性が裏付けられたBYDの世界戦略EVとなっている。

 新型『ATTO 3』には、BYDが2021年に発表した最新型のリン酸鉄リチウムイオン電池となる“ブレードバッテリー”の搭載を前提に、EV専用プラットフォームのe-Platform 3.0が採用され、高い安全性と優れた航続性能、強度、長寿命を特徴とするバッテリーの性能を活かし、58.56kWhの電池容量と150kW/310Nmのモーターを搭載し、WLTC値自社調べで485kmの航続距離を実現した。

 このe-Platform 3.0は、ブレードバッテリーと8つのモジュールを集約した“8in1 パワーシステムアッセンブリー”の設計思想を採用し、車両の高い安全性を実現したほか、複数のモジュールを集約したことにより低重心かつフラットな床面で、広い車内空間とスタイリッシュなデザインを可能とする。

最新型のリン酸鉄リチウムイオン電池となる”ブレードバッテリー”の搭載を前提に、EV専用プラットフォームの”e-Platform 3.0″が採用される

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