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クルマ ニュース

投稿日: 2022.12.08 13:25
更新日: 2022.12.08 13:26

アウディ、本国にて630PSに達した『RS6アバント/RS7スポーツバック』進化版“performance”導入

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クルマ | アウディ、本国にて630PSに達した『RS6アバント/RS7スポーツバック』進化版“performance”導入

 初代『RS 6 Avant(RS6アバント)』の時代から連綿と続く“plus”の系譜を組む伝統の高性能モデル“performance”が、ドイツ本国で現行『RS6アバント』と『RS 7 Sportback(RS7スポーツバック)』に追加設定され、12月8日より販売開始に。価格や時期は未定ながら日本への導入も見込まれている。

 初代は999台のリミテッドエディションとして最高出力を30PS引き上げた480PSに、同500台限定の2代目はベースモデル同様の580PSに留められたものの、最高速度は303km/hに“制限”する性能を発揮。そして3代目ではplusからperformanceへと改称され、出力はベースモデルから45PS強化されて605PSとするなど、アウディの高性能部門であるアウディスポーツGmbHは一貫して高性能スポーツワゴンを世に送り出してきた。

 その流れを組む今回の『アウディRS6アバント・パフォーマンス』と『RS7スポーツバック・パフォーマンス』は、エクステリアデザインをさらにシャープに研ぎ澄ました上で、搭載する4.0リッターのV8ツインターボTFSIエンジンのターボチャージャーを大型化。ブースト圧も2.4barから2.6barに引き上げたことにより、最高出力で30PS、最大トルクも50Nmの増強に成功し、最終的なアウトプットは600PSから630PSに、最大トルクも800Nmから850Nmに強化されている。

 その上で、エンジンルーム、インテリア、車両後部の断熱材を削減することで8kgの軽量化を達成。空車重量で前車が2090kg、後車が2065kgとした。

 トランスミッションにはシフトタイミングをさらに短縮した8速ティプトロニックを組み合わせ、より軽量でコンパクトになったセルフロッキング機構を持つ機械式センターデフのフルタイム4輪駆動“quattro”は前後40:60のトルク配分とし、スリップ時にはより多くの駆動トルクを自動的に配分。フロントで最大70%、リヤは最大85%とすることで、ハンドリングの限界付近におけるアンダーステアの傾向が抑制され、より正確なコーナリング性能を実現している。

ボディカラーにも、初となるメタリックおよびマット仕上げのアスカリブルー、マット仕上げのデューシルバーが設定された
最終的なアウトプットは600PSから630PSに、最大トルクも800Nmから850Nmに強化されている
インテリアでは、おなじみのグレイとレッドのRSデザインパッケージに加えて、ブルーも追加設定される

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