フェラーリは、史上もっともパワフルかつ最速を誇る最新世代12気筒ベルリネッタ『812 Superfast(スーパーファスト)』を、3月7日にプレスデーを迎える第87回ジュネーブ国際モーターショーでワールドプレミアすると発表した。
現行の12気筒FRのフラッグシップである『F12berlinetta』と『F12tdf』の正統後継車となるこのモデルは、最新の6.5リッターV型12気筒エンジンをフロント・ミッドシップに搭載。
8500rpmという高い回転数で最高出力800psを発生するこのエンジンは、リッターあたり約123psとなる脅威のパワーを実現。最大トルク718Nmの80%以上を、3500回転から発生するというフレキシビリティの高さも併せ持ち、その性能は現代のF1エンジン・ノウハウを活用した350バールという高い燃料噴射圧と、V12時代で定番となっていた可変インテークシステムの新旧F1技術により支えらえている。
もちろん、大排気量自然吸気ならではのエンジンサウンドは、最高のフェラーリを名乗るにふさわしい優美さと音質を兼ね備えているという。
1 2