アウディ、デザインアイコン『TT』の最後を飾る記念限定車第1弾“メモリアル・エディション”を設定
1998年の初代登場以来、3世代に渡って進化を続けてきたアウディの“デザインアイコン”たる『TT』のうち、高性能版“TTSクーペ”をベースとして、専用ブロンズカラーの内外装によりダイナミックかつエレガントにアップグレードされた、その歴史を締めくくる記念モデル第1弾『TTS Coupé memorial edition(TTSクーペ メモリアル・エディション)』が登場。4月20日より発売が開始されている。
これまでの3世代にわたる合計世界販売は50万台を超え、独創的なデザインにより世界中のコンパクトクーペに大きな影響を与えてきた『TT』も、いよいよその歴史の最終章を迎え、惜しまれつつも生産を終了することが決定。今回の限定車はその歴史を締めくくるにふさわしい記念モデルの第1弾とされる。
そのTTSクーペ メモリアル・エディションは“ラグジュアリースポーツ”をテーマに、専用ブロンズカラーの内外装とモノトーンベースにブロンズのアクセントを採用。TTSの美しさと力強さとラグジュアリーな印象をさらに引き立てている。
スポーツモデルにふさわしく軽量かつ高剛性なアルミニウムとスチールの複合構造ASF(アウディスースフレーム)のボディに、最高出力320PS、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直噴ガソリンターボエンジンを搭載。高効率な7速Sトロニックトランスミッションとquattro(クワトロ)4輪駆動システムを組み合わせる。
エクステリアでは、TTS専用のアルミルックインサート付きマットブラックペイント仕様のシングルフレームグリルをはじめ、マットブロンズカラーにダイヤモンドカットを施したアウディスポーツ製20インチアルミホイール5Vスポークスターデザイン9Jx20ホイールと、255/30R20タイヤを装着する。
そしてブロンズのAudi Ringsデコラティブフィルムを装備することにより、TTSのスポーティな印象にブロンズのアクセントが加わり、ラグジュアリースポーツの魅力がさらに高まっている。
またTTSに標準のアウディマグネティックライドは、走行状況に合わせてダンパーの減衰力を制御し、快適な乗り心地と優れたドライビングダイナミクスを両立。走りの質感を向上させる。
一方のインテリアでは、エクステンデッドレザーのドアアームレストとセンターコンソールをセレクト。ファインナッパレザーによるダイヤモンドパターンのSスポーツシートは、ブロンズコントラストステッチとパンドグレーパイピングを採用し、ブロンズペイントのインテリアエレメント(シートサイド/センターコンソール)や、ドリフトアンスラサイトのデコラティブパネルを装備した。
機能面では、TTSに標準装備のセンターレブカウンターを表示するスポーツモード付きバーチャルコックピットプラスを筆頭に、シートヒーターやセンターアームレスト、アウディサイドアシスト、アウディパーキングシステム、リヤビューカメラ、アウディホールドアシスト、マトリクスLEDヘッドライトに加え、この限定モデルのみクルーズコントロールや12スピーカーの“Bang&Olufsen”サウンドシステム、プライバシーガラスなどの人気オプションアイテムが奢られる。
ボディカラーにはグレイシアホワイトメタリック、ミトスブラックメタリック、クロノスグレーメタリックの3色が設定され、価格は限定100台の導入で927万円(税込)となっている。
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