プロのレーシングドライバーを目指す若者をサポートするプロジェクト『ドリームレーシングプロジェクト（DRP）』は、2017年にサポートするドライバーを決定。今年は総勢5名をサポートする。
13年にスタートしたDRPは、ドライビングスキル以外にプロドライバーに必要となるファンとの交流やスポンサーとの交渉などのマネジメント面をサポートすることで、プロを目指す若者を支援するプロジェクトだ。
これまでDRPは三笠雄一と坪井翔を支援し、三笠は14年にF4東日本シリーズの、坪井は15年にFIA-F4選手権初代チャンピオンに輝いている。
今年は新たに細田輝龍、小山美姫、岡本大地の3名が加わり、総勢5名がDRPの支援を受けることとなった。
また、5名の活動カテゴリーも決定。坪井はスーパーGT300クラスに参戦するほか、三笠はPCCJポルシェ・カレラカップ・ジャパン、細田と小山はFIA-F4選手権、岡本はスーパーFJ岡山シリーズに参戦する。
なお、スーパーFJ岡山はすでに3月5日に開幕戦が終了。コウゲレーシングから参戦する岡本はポール・トゥ・ウィンを飾っている。
DRPは、今後も「ファンの皆様とスポンサー様とレーサーが三位一体のコミュニケーションを築くことができるように、魅力あるコンテンツを提供させていただきます」としている。
【新メンバー参戦レース】
・細田輝龍 20歳 山梨県出身
カテゴリー：FIA F4選手権
エントラント：フィールドモータースポーツ
「初めまして。レーシングドライバーの細田輝龍と申します。私は幼少の頃から自動車に興味があり、小学5年生の頃にレンタルカートで初走行しました。その後、レースの世界に足を踏み入れ今日までに至っています」
「2017年はFIA-F4初年度なのでチャレンジ精神を忘れずにガッツのある走りをお見せします。また、速さはもちろんですが、そのほかの活動に関しても全力疾走していきます」
「絶対にプロドライバーとして成功するという気持ちを強く持ち頑張っていきますので応援よろしくお願い致します」
・小山美姫 19歳 神奈川県出身
カテゴリー：FIA F4選手権
エントラント：レプリスポーツ
「今は2017年の参戦体制が決まったことを嬉しく思っていますが、これはスタート地点に過ぎません。今年は新たなチームで1年を通して学び、ドライバーとしても人間としても、さらに成長していきたいと思っています」
「まずは気を引き締めて岡山国際サーキットで行なわれるFIA-F4の開幕戦に挑みたいと思います」
・岡本大地 18歳 高知県出身
カテゴリー：Super-FJ岡山シリーズ
エントラント：コウゲレーシング
「こんにちは！ 高知県出身の岡本大地です。モータースポーツを始めたのは16歳の時と遅めのスタートですが、レーシングシミュレータを駆使して自分の腕を磨いてきました」
「2017年はスーパーFJ岡山シリーズでチャンピオンを獲得し、年末に鈴鹿で行われる日本一決定戦で勝利することを目標にしています」
「シムレーサーがリアルレースでどこまで通用するのか、楽しんで見て頂けるように頑張りますので応援をよろしくお願いいたします」
