国内で唯一、開発競争があるミドルフォーミュラの『JAF F4』は、2023年から『Beat=鼓動』を意味する新名称『Formula Beat(フォーミュラ・ビート/F-Be)』に生まれ変わった。auto sport本誌では昨年に引き続き、F-Beの魅力を探る『2023 F-Be CHANPIONSHIP PADDOCK NEWS』を掲載する。
2023年に新名称のF-Beへと名称を変更したJAF F4は、F3とFJ1600の間を埋めるカテゴリーとして1993年に誕生し、20年以上の歴史を持つミドルフォーミュラだ。初代チャンピオンの道上龍に始まり、塚越広大や平川亮、近年では角田裕毅や牧野任祐、大湯都史樹、太田格之進らが、このレースからトップカテゴリーへのステップアップを果たしている。
2023年第4回目となる『2023 F-Be CHANPIONSHIP PADDOCK NEWS Vol.4』では、フォーミュラ・ビートにドライバーとして参戦しながら、普段は自動車工学の先生として活動する金井亮忠と徳升広平に話を聞いた。
金井は日本自動車大学校(NATS)でモータースポーツ科長、徳升は高山自動車短期大学の非常勤講師という立場。そんなふたりと2校は、学生たちの“サーキット実習”としてフォーミュラ・ビートに挑戦している。参戦に至った経緯やフォーミュラカーを学ぶ意義、そしてチームではなく、学校としての活動における悩みなど、普段あまり知ることのできない活動の詳細については、下記のPDFを読んでほしい。