全日本F3選手権第5戦が4月23日、鈴鹿サーキットで行われ、激しいトップ争いを制した高星明誠(B-MAX NDDP F3)が優勝。今季4勝目となる3連勝を飾っている。
スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の終了後、16時05分にスタートが切られた全日本F3選手権第5戦。陽が傾きつつあるなかで迎えたスタートでは、2番手スタートの大津弘樹(TODA FIGHTEX)が好スタート。ポールスタートの高星が続き、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が3番手につける。
一方、スタートでダートにはみ出てしまい6番手となったのは、今季その存在感をみせつけるアレックス・パロウ(THREEBOND)。ここから追い上げを開始し、片山義章(OIRC F315)、阪口晴南(HFDP RACING F316)をかわすと、トップ3を追っていく。
トップに立った大津だったが、その背後にはピタリと高星がつける。高星は2周目の日立オートモーティブシステムズシケインで大津をかわすが、続く3周目の1コーナーで大津がやり返し、トップ争いは激しい展開に。さらに、そこに5周目に坪井をかわしてきたパロウが接近していく。
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