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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.07.24 16:43
更新日: 2017.07.24 17:27

FIA-F4でも“魔物”現る。SC連発のSUGO戦は笹原右京&大滝拓也に軍配

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国内レース他 | FIA-F4でも“魔物”現る。SC連発のSUGO戦は笹原右京&大滝拓也に軍配

 FIA-F4選手権シリーズの第4大会が、7月22~23日にスポーツランドSUGOで開催され、2戦ともに角田裕毅(SRS/コチラレーシング)がポールポジションを奪うも、展開に恵まれず。第7戦は笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)が、そして第8戦では大滝拓也(SRS/コチラレーシング)が優勝を飾ることとなった。

 ここまで4人のウイナーが誕生し、うち笹原と宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が2勝ずつ分けあっているFIA-F4。メインレースのスーパーGT同様、2カ月のインターバルを挟んだが、予選までは急浮上のドライバーは現れず。赤旗が2度も出て、アタックのタイミングを逸する者も少なくなかったなかで、しっかり2戦ともに上位を独占したのは角田と大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)、そして笹原の3人だった。

「最初の赤旗前にうまくタイムが出せず、タイヤを使ってしまったので、無理せず第8戦のポールを狙おうと思って走ったら、意外にタイムが出て、もう1周行ったら、さらにうまくまとめることができて、2戦ともにポールを獲得できました。今回はオートポリスの時のようなミスをせずスタートしたいです」と角田。

FIA-F4選手権第7戦SUGO 決勝スタート
FIA-F4選手権第7戦SUGO 決勝スタート

 だが、第7戦では角田のスタートも悪くなかったものの、それ以上に良かったのが笹原だった。角田が大湯をけん制し過ぎて、ぽっかり空いてしまったコーナーのインを、いったんはアウトから攻めた笹原がクロスをかけて、スパッと刺すことに成功。

 さらに角田は3コーナーで宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)と接触して順位を落とし、大湯はヘアピンで追突を食らってリタイア。宮田もまたフロントに大きなダメージを受け、ピットには戻ったものの、やむなくリタイアを喫することとなった。

 さらに馬の背コーナーでも2台が絡むアクシデントがあったため、セーフティカーがコースイン。

笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)

 スタンド前にトップで戻ってきた笹原に続いていたのは、4番手スタートの石坂瑞基(DADSFC SUTEKINA F4)そして8番手スタートの大滝だった。SCランは思いの外、長く続いたのは先の2台を回収した後も、馬の背で停止した車両があったため。10周目からバトルは再開。規定の30分間まで、残り5分間の戦いとなる。


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