8月4日、お笑い芸人の古坂大魔王さんが、タレントの安枝瞳さんと結婚したことをブログで発表した。古坂さんと言えば、『ペンパイナッポーアッポーペン』が世界的ヒットとなった『ピコ太郎』のプロデューサーとして有名だが、安枝さんはタレントとしての顔はもちろん、モータースポーツ、特にスーパー耐久にとっては長年さまざまなかたちで貢献してくれた人物だ。祝福の意味をこめ、彼女のモータースポーツ界での活躍と、どんな人物なのかを聞いた。
■“リーダー的存在”のスーパー耐久イメージガール時代
安枝さんは大阪府出身で、2011年から市販車ベースの耐久レースとして多くのエントリーを集めるスーパー耐久のイメージガールとなった。シリーズのイメージガールは1999年から続く伝統をもつが、安枝さんは2011年から『S*CREW』というユニットを組み活躍。4年連続でメンバーを務めた。ちなみに、長年続くイメージガールで、4年間活動したのは安枝さんのみ。イメージガールはステージやスタート時のセレモニー等、レースウイークは非常に多忙だが、それを務めきったことからも人柄が感じられる。
「見たままのコで、明るく元気。どんな仕事でも前向きで、疲れた表情をまったく見せませんでしたね。“タレントの鏡”じゃないですが。人柄もそのままですね」というのは、スーパー耐久イメージガールを務めていたときに所属していた事務所のT氏。
「ちょうど東日本大震災があったときに大阪から東京に引っ越してきて、大変なタイミングで活動をスタートしたんですね。でも、そこからイメージガールのリーダーとして後輩たちを引っ張ってくれましたし、彼女がリーダーシップをとってくれるので、しっかり現場のフォローもできる。事務所としても、どこに出しても恥ずかしくない存在でした」
ちなみに、古坂さんと安枝さんの出会いは、Amebaで放映されていたネット番組でのことだという。「安枝がグラビアとかに出るたびに、それをコッソリ古坂さんの楽屋に置いておいたんですよ。でも、古坂さんはイヤな顔ひとつせずに番組で紹介してくれたんです」とのこと。その後、2013年から交際が始まったと言われているが、T氏はまったく知らなかったという。
「何気なくネットニュースで見て『あ、古坂さん結婚するんだ』と。相手は誰だと思ったら安枝だった。ビックリしましたけど、嬉しいですね」